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投資の知識

ノーロードとは? 商品の特徴やメリット注意点をご紹介

2024.01.30

証券コード

ノーロードという言葉を聞いたことがあるでしょうか? ノーロードは購入時の手数料が発生しない商品を指す言葉です投資信託に多く見られ2024年の新NISA制度の始まりとともにますます注目を集めています
今回はノーロード商品の特徴やメリット注意が必要なポイントについて詳しく解説します

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    ノーロードとは

  • 02.

    ノーロードの商品の特徴

  • 03.

    ノーロード商品のメリット

  • 04.

    ノーロードの注意点

  • 05.

    ノーロードを活用してお得に投資をしよう

ノーロードとは

投資信託のノーロード商品とは購入時に手数料がかからない商品のことです

 

通常投資信託を購入する際は購入時手数料や販売手数料信託報酬が発生しますしかしノーロード商品は購入時の費用がかかりません

ノーロード商品は支払う金額がそのまま購入した商品の金額になるため特に投資の初心者にとってわかりやすい商品と言えます

ノーロードの商品の特徴

ノーロードの商品には以下の特徴があります

 

  • インデックスファンドが中心
  • ネット証券会社から購入可能

 

いずれもノーロードの商品を使って投資を行う前に知っておきたい特徴です各特徴について解説します

インデックスファンドが中心

ノーロードの投資信託商品の多くはインデックスファンドで構成されています

 

インデックスファンドは特定の指数と同じ運用成績を目指す投資信託です基準となる指数とほとんど同じ銘柄で構成されています銘柄の選定を行わない分コストが低くなり手数料が発生しにくくなりますこれがノーロードにつながります

そのためノーロード商品の大部分はインデックスファンドに分類されます

ネット証券会社から購入可能

ノーロードの投資信託商品の多くはネット証券会社から購入できます

 

従来の銀行や証券会社と比べてネット証券は建物の維持費や従業員の人件費などがかからず多くのコストが削減されています

ネット証券の口座開設や金融商品の手続きも比較的容易にできます

そのためネット証券会社は手数料のかからないノーロード商品を取り扱っているところが多いと言えます投資家はスマホ1台でノーロードの投資信託を簡単に購入できるでしょう

ノーロード商品のメリット

ノーロードの商品には以下のメリットがあります

 

  • 運用にかかる費用を抑えられる
  • 頻繁な売買に向いている

 

運用にかかる費用を抑えられる点はノーロードの最大のメリットですまたそれだけでなく購入時の手数料がかからないため頻繁な売買にも向いているでしょう

ここからは各メリットについて詳しく解説します

運用にかかる費用を抑えられる

ノーロードのメリットの1つは運用にかかる費用を抑えられることです

 

通常金融商品を購入するときはその商品にかかるお金のほかに購入手数料や販売手数料信託報酬などの手数料が必要ですしかしノーロード商品は購入手数料がかからないため購入時に支払う金額が安くなります

 

運用を開始するタイミングで余分なコストがかからず資産全体のリターンが最大化されるという利点があります初心者や小口投資家は特にメリットが大きく運用資金の有効活用が可能になり資産形成がスムーズに進むでしょう

頻繁な売買に向いている

ノーロードは頻繁な売買に向いています

購入時に手数料がかかると取引回数が増えるほど手数料の合計金額が増えます購入時に手数料が発生しないノーロードなら手数料を気にせずに頻繁な売買ができるでしょう

市場の変動や個別銘柄の状況に応じて積極的に売買をしたい方や柔軟にポートフォリオを変更したい方には特におすすめです

ノーロードの注意点

ノーロードにはメリットばかりあるわけではありません主なデメリットは以下の3つです

 

  • 商品の選択肢が少なくなる
  • 購入手数料以外の手数料はかかる
  • 大きな利益は狙えない

 

ノーロードの商品には偏りがありノーロード中心の投資を行おうとすると商品の選択肢が少なくなりますまたノーロードはあくまでも購入時手数料が無料であってそれ以外の手数料はかかります加えて大きな利益が狙えない点にも注意が必要です

ここからは各注意点について説明します

商品の選択肢が少なくなる

ノーロードのデメリットとして商品の選択肢が比較的少ないことが挙げられますノーロード商品はインデックスファンドが中心でアクティブファンドや投資信託以外の金融商品にはあまり見られません

 

そのため金融商品の選択に制約が生じる可能性がありますリスクを分散させたい収益をなるべく増やしたいと考える人からすると物足りなく感じるかもしれません

さまざまな金融商品を購入したければノーロード商品の種類を確認して必要に応じて他の投資手段と組み合わせることが重要になります

購入時手数料以外の手数料はかかる

ノーロードの投資信託は購入時に手数料がかかりませんがそれ以外の手数料は発生します例えば信託報酬は商品の資産総額に対して一定の割合で引かれる手数料でノーロード商品にもかかります

 

また一部のノーロード商品では特定の条件下で償還手数料や売却手数料などがかかることもありますこれらの手数料は投資の利益を減らす恐れがあるため投資家は契約書や商品の取引条件を十分に確認しなければなりません

大きな利益は狙えない

ノーロード商品は低い手数料が魅力である反面高い利益を期待できません

 

投資で高い利益を得るには積極的な運用や専門的な計画が必要ですしかしノーロード商品の多くはインデックスファンドであり市場の指数に連動する動きをとります運用者が策略のもと投資するわけではないため市場の成長以上の利益を得ることは難しいでしょう

ノーロードを活用してお得に投資をしよう

今回の記事ではノーロードについて解説しましたノーロード商品は購入時の手数料がかからない商品でインデックスファンドに多く見られます運用にかかる費用を削減できるだけでなくネット証券を通じて簡単に取引できたり頻繁な売買に向いていたりする特徴を持ちます

ただし商品の選択肢が少ないことや大きな利益を期待しにくいといった注意点には気をつける必要があるでしょう

 

老後の資産形成や新NISAを利用した投資をするときはノーロードの投資信託がおすすめです今回の記事を参考にしてノーロード商品を活用した投資を始めてみましょう

情報提供:ノーロードとは? 商品の特徴やメリット注意点をご紹介
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

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