【アイリッジQ2決算】
アイリッジは2021年11月12日、2022年3月期Q2決算を発表した。
売上高は15.9%の2,417百万円、営業利益は80百万円となった。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2022年3月期Q2決算
02.
YoYにて増収増益、売上高はQ2累計にて過去最高の実績
03.
売上高は前年同期比+16.1%の増加。アイリッジ本体・子会社Qoil共に成長
04.
主要KPIは順調に推移。各項目前年同期比20%以上の成長
05.
FY22通期予想比:売上高・営業利益共に予想通りの業績で着地
06.
アイリッジQ2決算のまとめ
2022年3月期Q2決算
YoYにて増収増益、売上高はQ2累計にて過去最高の実績
FY22Q2の売上高は前年同期比で15.9%増の結果となった。営業利益も80百万円の増益であり、前年同期比で+9,500万円の増益となる。主な要因としてはアプリを中心とするデジタルマーケティング領域の成長が大きい。営業利益の増益要因としては、前期から取り組んでいる原価率の改善が起因している。
売上高は前年同期比+16.1%の増加。アイリッジ本体・子会社Qoil共に成長
アイリッジはデジタル・フィジカルマーケティング事業の単一セグメントとなっている。連結子会社Qoilの主業であるオフラインプロモーション領域は新型コロナウイルスの影響を受けつつも売上高はYoYにて+17.0%の増収となった。アイリッジ単体の売上高も+15.3%の増収となった。
主要KPIは順調に推移。各項目前年同期比20%以上の成長
アイリッジは主要KPIとして自社SaaS型アプリ『FANSHIP』導入アプリのMAUとストック型収益を挙げている。MAUは前年同期比+26.6%の増加と順調に推移しており、ストック型収益も前年同期比+23.6%の増加となった。ストック型収益はアプリのシステム保守料に加え、FANSHIPのサービス料も含まれるので、FANSHIPのMAU増加がストック型収益の増加にも繋がる仕組みとなっている。この2つの主要KPIの順調な推移により、売上高に占めるストック型収益の割合が32.2%となっている。
FY22通期予想比:売上高・営業利益共に予想通りの業績で着地
アイリッジはFY22通期業績予想で売上高を4,800百万円~5,500百万円、営業利益を150百万円~200百万円と発表をしている。業績予想上限に対する進捗は売上高は44.0%、営業利益は40.1%の進捗率となる。業績予想下限に対する進捗は売上高50.3%、営業利益は53.3%の進捗であり、両項目共に順調に進捗している。