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株主優待について解説
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投資の知識

株主優待とは?何がもらえる?どうやったらもらえる?

2023.06.30

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株式投資を検討している方は投資銘柄を選ぶときに株主優待や配当についても気にされていることでしょう企業もさまざまな特典を用意して株主を増やそうと力を入れており実際株主優待や配当に魅力を感じて株式投資を始める方も増えています

この記事では株主優待の魅力と優待を受ける条件や気をつけておきたい点などを詳しく解説していきます

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    株主優待とは

  • 02.

    株主優待でもらえるもの

  • 03.

    株主優待がもらえる条件

  • 04.

    一定期間以上株式を保有していると優遇される場合も

  • 05.

    企業側も株主優待のメリットは大きい

  • 06.

    株主優待を選ぶときには利回りもチェック

  • 07.

    株主優待の受け取り方

  • 08.

    株式投資の注意点も確認して株主優待を楽しもう!

株主優待とは

株主優待とは株式を購入した株主に対して企業が自社製品やサービスの割引券優待券などをプレゼントする制度ですただし全ての企業が株主に対して優待品を用意しているわけではありません株主優待制度を取り入れている企業は上場企業のうち1,500社ほどで全体の約4にあたります

株主優待でもらえるもの

株主優待でどんなものがもらえるかご存知でしょうか?具体例を確認してみましょう

キリンホールディングス2503

キリンビール詰め合わせセット100株以上保有

 

ゆうちょ銀行7182

カタログギフト500株以上保有

 

商船三井9104

にっぽん丸株主優待券フェリーさんふらわあ乗船割引券100株以上保有

 

積水ハウス1928

新潟県魚沼産コシヒカリ5kg1000株以上保有

近年は自社製品だけでなくカタログギフトやお米など優待品のバリエーションも豊富です買い付ける株式の銘柄を選定する際は株価や業績などの企業情報と併せて優待品についても調べておくと良いでしょう

例えば毎年旅行を楽しむ方は航空券や旅行券が割引になる航空会社の株式を保有する通っているスポーツジムの株主になってポイントを貯めるなどライフスタイルに合わせて賢く株主優待を活用しましょう

株主優待がもらえる条件

株主優待を受けるためには次の2つの条件があります

1:株主優待が受けられる株数を保有していること

株主優待が受けられる株数は企業によって異なります1株の保有で株主優待が受けられる企業もあれば1,000株保有していないと株主優待が受けられない企業もあります欲しい株主優待が見つかったら企業のホームページで必要な株数を確認します

株主優待を受け取るために必要な投資金額の計算式

株価1,800株主優待が100株以上の場合※株式の買付けにかかる手数料を除く

1,800円×100株=18万円

2権利確定日に株主であること

また株主優待を受け取るためには権利確定日=株主優待が受けられる権利が確定する日に株主であることが条件になります

気をつける点は株式は買い付けた日には受け渡しが行われず実際に受け渡しが完了する=株主になるまで2営業日かかる点です

権利確定日2営業日前である権利付最終日=株主優待を受けられる権利が発生する最終売買日までに株式を買い付けましょう

なお権利確定日については各企業のホームページで確認が可能です

株主優待の権利を得たい人たちが権利付最終日を前に積極的に買い付けることで株価が上昇するケースもあります

 

逆を言えば今年度分の株主優待は受け取れませんが権利落ちで株価が下落するタイミングを狙い株式を買い付けることで同じ投資金額でも多くの株数を保有できます

 

株価も株式投資において大切なポイントになりますのでよく検討してから買い付けましょう

一定期間以上株式を保有していると優遇される場合も

企業によっては株式の保有期間が長い場合通常よりも有利な株主優待を用意しているケースがあります企業は安定経営につながる長く株式を保有してくれる株主への還元率を高くしているわけです

還元率が高くなる保有期間は1年や3年など企業によってさまざまです

企業側も株主優待のメリットは大きい

株主優待は株主だけでなく企業側にもメリットがあります

株主優待を自社製品や自社製品の商品券割引券にすることで株主に製品を知ってもらいファンを増やす機会につながりますまた魅力的な株主優待を準備することで新たな株主を獲得するチャンスが広がるでしょう

株主優待を主な目的とする株主は短期的な売買は行わず株式を長期で保有する傾向があるため企業にとっては株価さらには経営の安定につながります

株主優待を選ぶときには利回りもチェック

株式投資をするうえで重要な指標に利回りがあります株主優待を選ぶ際は優待利回り配当利回りをチェックすることも非常に重要です

優待利回り投資金額に対する株主優待の還元率を表すもの計算式は以下のとおりです

優待利回り=株主優待の金額換算額÷投資金額×100

株主優待が3,000円相当のカタログギフト投資金額が18万円の場合

3,000円÷18万円×1001.67%優待利回り

少ない投資金額で多くの株主優待が受けられる銘柄が優待利回りの高い銘柄ということになります

また株式は優待利回りだけでなく年に1回または2回の配当も期待できます配当利回りの計算式は以下のとおりです

配当利回り=年間の配当金額÷投資金額×100

年間の配当金額が5,000投資金額が18万円の場合

5,000円÷18万円×1002.78%配当利回り

企業は本決算や中間決算に合わせて得られた利益を還元するため株主へ配当金を支払います企業によって配当の回数や配当の有無は異なります利益が出ていても配当を見送る企業もあるため必ず配当金がもらえるとは限りません

なお配当を受け取る権利も株主優待同様権利確定日に株主であることが条件です権利確定日に合わせて株式の取得を検討している方は権利付最終日までに株式の買い付けを行う点にご注意ください

株主優待の受け取り方

権利確定日以降株主優待の権利を持つ株主宛てに企業から株主優待についてのお知らせがあります受け取り方法を確認し受け取る株主優待を選びましょう

株主優待の期限が設けられているものや特定の期間内に優待を申し込まないとそもそも優待が受けられないケースもあります受け取る時期は優待品の種類により異なるためお知らせまたは企業のホームページで確認しておきましょう

株式投資の注意点も確認して株主優待を楽しもう!

株主優待を受け取るためにはまず証券会社で口座を開設し企業が発行する株式を買い付ける必要があります

株式投資は買い付けたときよりも株価が値上がりしたタイミングで売却すれば投資金額よりも多くのリターンを得られますが値下がりしたタイミングで売却することになると投資金額が目減りするいわゆる元本割れを起こす可能性があります

一方で長期投資を行うことで株主優待や配当で元本割れを回避できたり長期間使う予定のない資金で株式投資を行えば株価が値下がりしたタイミングで売却する必要もなくなります

株式投資にはリスクが伴いますが好きな企業やお気に入りの製品を販売している企業を応援したいというスタンスで取り組む楽しみもあります株主になってから愛着が湧きより一層その企業の製品を手に取ることが多くなったというのもよく聞く話です

これから株式投資を始める方はまずは少ない投資金額で気軽に株主優待が受けられる企業を探してみても良いですねしばらく使う予定がない余剰資金で賢く株式投資をスタートしリスクを抑えながら株主優待を楽しんでみてはいかがでしょうか

情報提供:株主優待とは?何がもらえる?どうやったらもらえる?
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

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