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Gunosy23Q1の決算情報を紹介します
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決算サマリー

GunosyQ1決算メディア事業へ再投資の兆し長期継続率の改善に注目

2022.10.17

6047

証券コード

Gunosy101420235月期第1四半期決算20226月〜20228を発表しましたそれでは決算の内容を見ていきましょう

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    20229月期第1四半期決算内容

  • 02.

    売上高はYoYにて15%減の減収となった

  • 03.

    すべての事業においてQoQ,YoYともに減収

  • 04.

    収益の高い新規ユーザー率は37%まで増加

  • 05.

    グノシーMAUは安定的な推移を継続

  • 06.

    アドネットワークのImp数が成長

  • 07.

    auサービスToday:ユーザーあたり収益性が良好に推移

  • 08.

    sliceKPI進捗:マーケティング抑制しつつも高成長を達成

  • 09.

    FY23通期計画の進捗Q1

  • 010.

    グノシーQ1決算のまとめ

20229月期第1四半期決算内容

売上高は前年比15%減の1,927百万円営業利益は△83百万円となった純利益はsliceに関する持分変動利益により大幅増加となった

売上高はYoYにて15%減の減収となった

広告宣伝投資の抑制等によりDAUYoYで減少し減収となった営業利益はQ1までは広告宣伝投資は引き続き抑制しているがメディア事業とゲームエイトの体制強化による人件費増加が要因となってコストが減少しなかったため赤字転落となった

すべての事業においてQoQ,YoYともに減収

それぞれの減収要因としてGunosy Adsは広告宣伝費の抑制等によりDAUや新規ユーザーの減少広告主の出稿停止の発生があったADNWCPMの低下が要因となったGame8は想定通りの決算ではあるがリリースタイトルや掲載タイトルの攻略需要の低下が要因となっている

収益の高い新規ユーザー率は37%まで増加

ニュースアプリグノシーの新規ユーザーの割合は20228月時点で37%まで増加積極的投資を行っていた今までに比べ投資を抑制したQ4以降伸び率は鈍化しているがユーザーの継続率は20212月対比1.5倍となり大幅改善された状態を維持している

グノシーMAUは安定的な推移を継続

広告宣伝費を抑制しているもののグノシーMAUは安定推移ニュースパス+auサービスTodayは減少となった

アドネットワークのImp数が成長

メディア開拓の成功によりimp数はYoY,QoQ共に成長一方でCPMは低下となった

auサービスToday:ユーザーあたり収益性が良好に推移

auサービスTodayユーザーあたり収益性が20218月と比較し20%の増加と堅調な推移を見せている

sliceKPI進捗:マーケティング抑制しつつも高成長を達成

直近は事業計画の方針に沿ってマーケティング活動を抑制そのためAUM貸出残高の成長はQoQ13%となったもののYoYでは670%の高成長を達成している登録ユーザー数は1,200万以上

FY23通期計画の進捗Q1

Q1の売上高進捗率は21.4%となった広告宣伝費の前倒し利用によるDAUの増加広告ロジック改善等による収益性の改善を進め通期の業績予想達成を目指す

グノシーQ1決算のまとめ

情報提供:株式会社Gunosy
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

YoYにて減収減益の結果となりましたが積極的投資を行っていたsliceの持分変動利益により純利益は11倍となりました苦戦している各事業への対策も記載されており今後の回復に期待です

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