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IR担当者に決算後インタビューをしてきました
広告宣伝費の前倒しを実施
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IRインタビュー

GunosyQ1決算逆風の中再浮上するためのポイントを確認

2022.10.17

6047

証券コード
  • 今日はよろしくお願いします。

    ティッカーくん
  • よろしくお願いします。

  • 減収減益の決算となりましたが、背景や今後の見通しをお伺いしたいです。

    ティッカーくん
  • 要因や対策をお話しできればと思います。

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回の決算発表のポイントを教えてください

  • Q2

    sliceについて6月が前月比マイナスに転じている背景は何かありますか?インド中銀によるアップデートもありましたらお願いします

  • Q3

    一部広告主での在庫要因による出稿停止ですが個社要因でしょうか?経済環境により同業種に広まる可能性が考えられるのかなど可能な範囲で教えてください

  • Q4

    広告宣伝予算の一部を前倒しする背景はユーザー規模拡大可能という仮説が出来たからでしょうか?

  • Q5

    ユーザーあたり収益性がどのような要因で成長するのか教えてください

  • Q6

    CPMが低下した背景を教えてください

  • Q7

    ゲームエイトでソリューション支援が順調に拡大しているようですが事業について詳しく教えてください

  • Q8

    今回追加で投資をされていますが投資対象の領域など改めて教えてください

  • Q9

    投資先sliceのユニコーンの成長などが自社の時価総額に反映されないケースについて何が必要と考えますか

今回の決算発表のポイントを教えてください

業績面ではYoYQoQで減収減益となっております事業ごとの個別要因により全ての事業において減収となったことが要因です

基幹事業であるメディア事業については広告売上の収益性が低下しており足元の課題となっておりますがアプリのコンディション自体は良くなっている認識でおります

具体的にはメディア品質の改善を積み重ねてきたことでユーザーの長期継続率の向上が見受けられ広告宣伝投資を抑制してもDAUは安定推移しております現状をKPIで細かく分析した結果長期継続率の向上が一時的なものではない可能性が高いと判断しQ2以降下期の広告宣伝投資の一部前倒しを実施しますこの結果を踏まえて2月以降の方針を検討していきます

また広告売上の収益性の低下についてもQ1を通じて対策済みでありグノシーについては収益性は改善が見られています他アプリへの展開を進めることと広告宣伝費の前倒しにより新規ユーザーの流入が増加することにより収益性の改善をさらに進めていきます

sliceについて6月が前月比マイナスに転じている背景は何かありますか?インド中銀によるアップデートもありましたらお願いします

20225月期の通期決算でもお伝えしたとおりになりますが米国の金融市場の変化などを踏まえ今期は収益性も意識した成長戦略へシフトしておりますそれに伴いマーケティングを抑制して事業運営していることが要因となります

一部広告主での在庫要因による出稿停止ですが個社要因でしょうか?経済環境により同業種に広まる可能性が考えられるのかなど可能な範囲で教えてください

個社要因となります商品の供給が一時的に追いつかなくなり出稿停止となりました

広告宣伝予算の一部を前倒しする背景はユーザー規模拡大可能という仮説が出来たからでしょうか?

ユーザー規模拡大の可能性があるという認識でおります アルゴリズムプッシュ通知の改善を進めた結果長期継続率が向上しておりユーザーの積み上がりが想定を上回りました前倒しで使用した広告宣伝費を前提としたDAU計画が想定通り推移し課題となっている収益性の改善も見られた場合は広告宣伝投資の方針について検討をしていきたいと考えております

ユーザーあたり収益性がどのような要因で成長するのか教えてください

広告宣伝費を抑制していると新規ユーザーの流入は減少するため広告宣伝費を多く使っている状態とユーザーポートフォリオが変わりますこの状態にあった広告ロジックへ調整することで収益性の改善を進めておりますまたセールス面では営業方針を現在のアプリの状態にあったかたちにアップデートし案件獲得を進めております

CPMが低下した背景を教えてください

案件数が減少したこと顧客のマーケティング方針の変化によってこれまで多く出稿頂いていた業種からの出稿金額が減少したことなどによります

ゲームエイトでソリューション支援が順調に拡大しているようですが事業について詳しく教えてください

ゲームの開発段階からリリース前後海外展開といったゲームのライフサイクル上の様々な課題解決を支援する事業になります 攻略メディアの作成による支援がゲームエイトの主力サービスとなりますが例えばリリース前の事前登録などより広い範囲でゲームパブリッシャーを支援しております

今回追加で投資をされていますが投資対象の領域など改めて教えてください

1社はpaild社という2B向けのfintech企業になりますもう1社はフォロー出資となりますが守秘義務の関係上回答を差し控えさせていただきます

投資先sliceのユニコーンの成長などが自社の時価総額に反映されないケースについて何が必要と考えますか

本業であるメディア事業の成長可能性について期待感を持って頂ける状態を作っていくことだと考えております今回開示いたしました通りメディア事業は成長余地について評価を再検証する段階になっておりますグノシーでの広告宣伝費の前倒し使用やauサービスTodayニュースパスにおいてKDDIユーザーに向けたアプリへの深化を進め独自価値の創出についての検討をQ2にて行ってまりますこれらの検証結果を通じて成長ストーリーを開示していくことが必要と考えております

情報提供:株式会社Gunosy
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

実際にIR担当者の方とお話をすることで今回の減収減益となった業績の要因今後取り組んでいく対策について詳しく知ることができましたメディア事業の広告売上の収益性に対しても既にQ1を通して対策済み今後は広告宣伝費の前倒しを行うとのことで新規ユーザー拡大及び収益性の改善に期待が持てます

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