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スパイダープラスの22Q2の決算情報を解説
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決算サマリー

スパイダープラスQ2決算売上高は継続して高成長通期計画に対し順調に進捗

2022.08.16

4192

証券コード

スパイダープラスは89202212月期第2四半期決算(20221月〜20226)を発表しました決算の内容を見ていきましょう

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    202212月期Q2決算内容

  • 02.

    YoYにて増収減益売上高の成長のため先行投資を継続中

  • 03.

    今期よりICT事業のみの構成にYoYにて大幅に成長

  • 04.

    各主要KPIは軒並み高成長

  • 05.

    解約率が過去最低水準を達成

  • 06.

    業務提携と協業により成長スピードの加速を目指す

  • 07.

    FY22通期計画の進捗:順調に進捗中Q4での達成を想定

  • 08.

    FY2022Q2決算まとめ

202212月期Q2決算内容

ICT事業の売上高は30%増の1,169百万円営業利益は▲437百万円となった

YoYにて増収減益売上高の成長のため先行投資を継続中

YoYにて増収減益の結果となった従前から説明されている通り売上高成長率を重視した先行投資を計画通り実施した結果主要KPIであるID数とARPUの増加が売上増加の要因となっている減益の要因は先行投資による販管費の増加によるものである

今期よりICT事業のみの構成にYoYにて大幅に成長

ENG事業を売却したことにより今期からICT事業のみの売上高の構成となっている全体の前年同期比では7.3%の増収だがICT事業の売上高のみで比較するとYoYにて29.9%の増収となる

各主要KPIは軒並み高成長

ARRは前期に引き続き大幅に成長し,2,410百万円となっているYoYにて比較すると28%の増加となっている

契約社数は建設業界及びプラント業界大手の開拓が進みYoYにて34%の大幅成長を遂げているARPAは新規顧客はスモールスタートから開始するため下がりやすい傾向にあるものの堅調に推移している

ID数は数百人規模の大型商談継続によりYoY24%増加に留まるもARPUはオプション拡販により順調に上昇しYoYにて4%の増加となっている

解約率が過去最低水準を達成

解約率はイネーブルメント施策により過去最低水準を記録している新たなサポートチャネルとしてユーザー向けポータルサイトを7月より運用開始するなど体制も強化している

業務提携と協業により成長スピードの加速を目指す

自治体向けSPIDERPLUSの導入推進のために株式会社チェンジと業務提携チェンジ社はITツールやふるさと納税事業を約900自治体に提供している またリコーと協業では360度カメラ連携機能を強化し鮮明な360度画角の施工写真が撮影可能となったことや3次元図面BIM360度画像の情報を付加した3次元施工管理機能仮称を開発することによってツールの強化に取り組んでいる

FY22通期計画の進捗:順調に進捗中Q4での達成を想定

FY22通期計画に対し売上高は43%の進捗となっているがもともと4Qに売上が増える特徴があり計画通りに進捗している

FY2022Q2決算まとめ

情報提供:スパイダープラス株式会社
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

前回の決算に続き各主要KPIが成長していることが要因となり売上高が高成長しています既存顧客の解約率を下げるための施策に加え業務提携や協業によって更なる成長を目指していくことが伺えました今後も継続した成長が期待が持てます

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