スパイダープラスは5月13日、2022年12月期第1四半期決算(2022年1月〜2022年3月)を発表しました。それでは決算の内容を見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2022年12月期第1四半期決算内容
02.
売上高はYoYにて増収を達成、ICT事業は継続して成長中
03.
各主要KPIは軒並み計画通りに進捗
04.
今後の市場ニーズに備え、人的投資に注力
05.
急成長する市場に適した組織作りを実施
06.
FY22通期計画の進捗:売上高が計画通りに進捗
07.
FY22Q1決算まとめ
2022年12月期第1四半期決算内容
売上高は3.5%増の568百万円、営業利益は▲211百万円となった。
売上高はYoYにて増収を達成、ICT事業は継続して成長中
YoYにて増収減益の結果となった。主要KPIであるID数とARPUの増加が要因となっている。減益の要因は以前から取り組んでいるARR30億円達成に向けての先行投資によるものである。
ENG事業を売却したことにより、今期からICT事業のみの売上高の構成となっている。一見、前年同期比と比較すると3.5%の微増に見えるが、ICT事業の売上高のみで比較するとYoYにて30.1%の増収となる。
各主要KPIは軒並み計画通りに進捗
ARRは前期に引き続き大幅に成長している。2,255百万円となっており、YoYにて比較すると29%の増加となっている。
契約社数はYoYにて42%の大幅成長を遂げている。ARPAは新規顧客はスモールスタートから開始するためYoYにて若干減少しているが、Q2以降での成長が見込まれる。
ID数はYoYにて23%の増加となっており、ARPUはYoYにて4%の増加となっている。
今後の市場ニーズに備え、人的投資に注力
スパイダープラスは、更なる顧客基盤の拡大に備え、人的投資に注力している。とりわけ、S&M部門の人員強化に注力しており、YoYにて27名の増加となっている。
急成長する市場に適した組織作りを実施
スパイダープラスは急成長する建設DX市場に対応するため、最適な組織作りを実施している。今後拡大していく契約社数にも対応できるよう、人員数の増加や人材教育を行い、スケーラビリティの高い組織作りを行っている。
FY22通期計画の進捗:売上高が計画通りに進捗
FY22通期計画に対し、売上高は25%の進捗を達成しており、計画通りに進捗している。スパイダープラスが目標としているYoYでの成長率30%も達成しており、順調に推移を見せている。