本日はよろしくお願いします。順調な決算でしたね。
ティッカーくん
マーケティング効果が表れ計画通りとなりました。
IR担当者
来期の計画についても教えてください。
ティッカーくん
はい、よろしくお願いします。
IR担当者
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
Q1
今回の決算のポイントを教えてください。
Q2
契約社数が過去最高ですが、どの程度の企業数まで増やせる余力がある?
Q3
前期はプロダクトの採用のほうが多いにもかかわらず、契約社数をこれだけ伸ばせた理由は?
Q4
BPOサービスについてアップデートは?
Q5
2024年の働き方改革関連法適用のインパクトは?
Q6
今後はアーリーアダプター以降の層に広く展開していくことになると思いますが、展開の難しさや対策などは?
Q7
昨今のテック系では採用が成長ドライバーとなっていますが、採用における貴社の強みは?
Q8
人数の拡大が早いことによって企業カルチャーが浸透しないことがよくありますが、対策などは?
Q9
最後に個人投資家に向けて一言
今回の決算のポイントを教えてください。
通期業績が概ね計画通りに着地できております。当社の成長ドライバーは既存顧客のID追加であり、既存顧客の成長を表すNRRも120%超とグローバルSaaSで良好とされる水準となっております。
契約社数が過去最高ですが、どの程度の企業数まで増やせる余力がある?
まだまだ余力があります。日本の現場監督が67万人いるなかで、5万ID、つまり10%に達していない状況です。そういう意味ではもっと伸ばせると考えています。 契約社数の目標は、前期と同程度の増加を考えております。
前期はプロダクトの採用のほうが多いにもかかわらず、契約社数をこれだけ伸ばせた理由は?
マーケティング投資の効果が表れていると思います。マーケティング投資はIPO前の倍以上実施しており、TVCMやWebマーケティングが奏功しました。
BPOサービスについてアップデートは?
人を採用し始めています。当初一人で始めていたものが現在は二人で行っています。(企業要確認)前期は1,800万円の売上でしたが、今期は3倍超を計画しています。
2024年の働き方改革関連法適用のインパクトは?
インパクトはとても大きいと思います。 働き方改革関連法は建設業界に適用されていなかったところではありますが、当社が10年間建設DXに携わっている中で、特に顧客の意識が変わってきていると実感しております。例えばDX部門を新しく立ち上げたり、DXの予算を持ったりなどです。営業活動においても、今までにないくらいのニーズの高まりを顧客から感じています。
今後はアーリーアダプター以降の層に広く展開していくことになると思いますが、展開の難しさや対策などは?
営業体制と、顧客のニーズをいち早く収集、開発、提供する営業体制と開発体制を強化することによって受け入れていただけると思っています。SPIDERPLUSは1つのアプリケーションで色々なことができるツールなので、例えばノウハウのデジタル化や人材育成など、今後は使い方を熟練させていくフェーズだと考えています。今期はそのために先行投資としてセールスの採用活動を強化をしていきます。
昨今のテック系では採用が成長ドライバーとなっていますが、採用における貴社の強みは?
採用の観点でも当社のテーマ性が強みです。数少ない建設のバーティカルSaaSで日本の根幹である産業を変えていくビジネス、というスケールの大きさが当社の魅力となっています。当社のICT事業部の2割は建設業出身で、日本の建設業を変えたいという想いで入社してきてくれます。
人数の拡大が早いことによって企業カルチャーが浸透しないことがよくありますが、対策などは?
採用フローの初期段階でカルチャーの説明をしており、ミッションや行動指針などを理解していただいてから選考プロセスに進むようにしています。 入社後のフォローもしっかりしていて、制度的にコミュニケーションを密にとれるようにしており、離職率も低いです。
最後に個人投資家に向けて一言
一部レポートではNRRが低くないかと指摘がありますが、NRRに関しては120%以上でグローバルの基準でも高く、当社としては評価できる水準だと考えています。