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IR担当者に決算後インタビューをしてきました
先行投資の効果に注目
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IRインタビュー

スパイダープラス先行投資の効果が出始め好調な決算

2021.12.17

4192

証券コード
  • 本日はよろしくお願いします。順調に伸びている印象を受けます。

    ティッカーくん
  • 先行投資の効果だと思っています。

    IR担当者
  • どのような取り組みがあったのか、ぜひ教えていただきたいです。

    ティッカーくん
  • はい、よろしくお願いします。

    IR担当者
※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回(FY2021Q3)の決算発表のポイントを教えてください

  • Q2

    ID数と導入社数で導入率が57%と高い要因は?

  • Q3

    ID数が増加している要因である季節性について教えてください

  • Q4

    BPOサービスに関して教えていただけますか?

  • Q5

    広告宣伝費はQ毎に3050百万円の規模でメインはWeb広告でしょうか?

  • Q6

    前期実施したTVCMは初めてですか?結果は想定通りでしたか?

  • Q7

    広告よりも人員に大きく先行投資をしている背景を聞かせてください

  • Q8

    IR活動が積極的に見えますが考えをお聞かせください

  • Q9

    マーケットには御社の伝えたいことが伝わっていますでしょうか?

  • Q10

    投資家の皆様になにかメッセージはございますか?

今回(FY2021Q3)の決算発表のポイントを教えてください

今回の決算のポイントはガイダンスに対して順調ということが一つそれだけではなく建設業界やそれ以外の業種に対してより深堀とその速度を高めていけるような共創関係英語で言うとクリエーション関係を作ることができた四半期でした

ID数と導入社数で導入率が57%と高い要因は?

導入社数が増えたのは先行投資マーケティングが効いています特にマーケティングの先行投資の効果の継続TVCMの実施で伸びている傾向です上場によって知名度も高まっていたなど相乗効果だったと思います

ID数が増加している要因である季節性について教えてください

元々日本の建設業界は3月決算の会社が多いので3月に完成を目指すプロジェクトが比較的多くなります3四半期から新しい現場が始まったり現場が進んできて検査が始まるとスパイダープラスを使用する段階になりますそのため第3四半期が比較的増加しやすい傾向にあります

BPOサービスに関して教えていただけますか?

現場監督間の”段取り”準備や作業を代行するサービスです

スパイダープラスは施工検査やその後の報告などをデジタルによって効率化します”段取り”はアナログな部分が多いので当社が請け負うことで現場監督はコア業務により集中できるようになり自分たちの付加価値を出すべき仕事にフォーカスできるようになります

こちらは人手とあとはAIを活用します提携してる会社の仕組みを使って我々が効率的に内側で進めていきます単純に我々が代行するだけでは結局人手がかかってしまうので利益率は低くなってしまいますAIを活用することによってレバレッジをかけて大量の案件を手掛けます

我々の攻めの観点の展開で考えるとまだまだこのような”段取り”がアナログな仕事はたくさんあります

広告宣伝費はQ毎に3050百万円の規模でメインはWeb広告でしょうか?

ウェブの広告ですWebでたまにテレビCMを活用します投資判断基準はユニットエコノミクスを活用して投資の費用対効果を計りながら効率的なお金の使い方をしています

前期実施したTVCMは初めてですか?結果は想定通りでしたか?

上場前の2018年に一度やっています昨年と今年のテレビCMは実証実験的な部分もあり来期の計画のところでまた実施する可能性はあります

広告が順調というのは開示していないところではいわゆるリード数で開示できるKPIでは新規の社数が伸びているところかと思います

広告よりも人員に大きく先行投資をしている背景を聞かせてください

SaaSのプロダクトのため日々より良いものを開発する必要がありますそれをスピーディーに行うために開発のエンジニアはたくさん採用していますさらにプロダクトを開発したら販売する人間も必要になりますのでセールスも増やしていますこの背景としては先行投資として我々が将来にわたって高い成長率を維持していくため 必要な人材必要な組織体を構築しているということです

IR活動が積極的に見えますが考えをお聞かせください

機関投資家も個人投資家も隔てなくというスタンスです資本市場での情報の透明性や情報の非対称性を解消するということは上場企業として当然の取り組みと思っておりどう有効手段を取るかというところを模索してますそのような中で例えばSNSYouTubeLIVEを活用したり効率的に情報の伝播ができるのではないかと考え取り組んでいます

マーケットには御社の伝えたいことが伝わっていますでしょうか?

株価の乱高下するところではグロース銘柄全体が下がったりすることもあると思いますが我々としてはすべてオンスケジュールで進んでいますかつ将来も成長し続けるために毎四半期何かしらの種まきができているというところがポイントと思っています

投資家の皆様になにかメッセージはございますか?

機関投資家に評価していただいている観点の一つが今後日本の建設DXは絶対広まるとともにまだ始まったばかりだとことですその中で日本の建設DXが当たり前になった世界の中心的な存在はスパイダープラスだろうといわれることがありますIRのメッセージとしては今後 建設テックのDXの中心的な存在になるべく日々頑張っています

情報提供:スパイダープラス株式会社
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

直接お話を伺うことで業界の構造や季節性について理解することができましたまた新たなサービスのスパイダープラスBPO顧客の付加価値拡大を助けることによってますますロイヤリティが上がるように思えます建設業界の生産性向上余地はまだまだ広く今後のポテンシャルを感じるとともに着実に布石を打っているのが感じられる決算でした

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