今日はよろしくお願いします。ARPUが順調に増加していますね。
ティッカーくん
はい。ARRも大幅な増加で着地しています。
新機能の詳細や人材戦略についても聞かせてください。
ティッカーくん
はい、よろしくお願いします。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
Q1
今回の決算発表のポイントを教えてください。
Q2
中小規模企業の契約比率増加のトレンドが今四半期は更に加速した印象を受けますが、貴社の営業戦略として今後もより中小規模企業の契約が増加する傾向にあると捉えてよろしいのでしょうか。
Q3
既存顧客の新プラン移行が8割程度浸透したことに加え、前回のQ&Aでは新プラン移行は2023年9月末までに完了する予定と伺いました。来期以降のARPU上昇に向けた施策としてはどのようなものがあるのでしょうか。
Q4
新機能をリリースされていますが、業績寄与へは具体的にどのような期待があるのでしょうか。
Q5
広告宣伝費が今四半期は1.0億円と抑えめだった印象ですが、社内での方針変更があったのでしょうか。
Q6
営業人員がQ2の85名から93名と着実に増加していますが、以前から取り組んでいた人材獲得力の向上が寄与し始めたと捉えていいのでしょうか。
Q7
営業人員の採用後、いわゆる「一人前」になるにはどの程度かかるのでしょうか。
Q8
貸借対照表の契約負債項目がQ2の21.8億円から31.2億円と大幅に増加していますが、どのような要因があるのでしょうか。
Q9
最後に個人投資家向けにメッセージをお願いします。
今回の決算発表のポイントを教えてください。
当四半期は、前四半期から引き続き、新規顧客獲得が進んだことに加え、既存顧客の新プラン移行が順調に進捗したこと等によりARPUも順調に増加しました。その結果、ARRは大幅な増加で着地しました。
また通期業績見通しに対し、売上高は順調に進捗しておりますが、営業利益等の各段階利益については、当四半期の決算発表日現在において、業績予想の修正等にかかる適時開示の判断基準に該当しないものの上振れする可能性が出ています。将来の成長のための投資の機会を探り、必要な投資は実行していきたいと考えていますが、今後、状況を見極め、業績修正の必要が生じた場合には、速やかに開示していきたいと考えています。
中小規模企業の契約比率増加のトレンドが今四半期は更に加速した印象を受けますが、貴社の営業戦略として今後もより中小規模企業の契約が増加する傾向にあると捉えてよろしいのでしょうか。
ここ数年、販売パートナーとの連携強化などの結果、比較的小規模な企業との契約を安定して獲得できるようになりました。当社としては、今後もメインターゲットである従業員数300名から5,000名規模の企業を軸に営業活動を行っていきますが、さらに大きな規模のお客さまに対しても、積極的にアプローチしていきたいと考えています。
既存顧客の新プラン移行が8割程度浸透したことに加え、前回のQ&Aでは新プラン移行は2023年9月末までに完了する予定と伺いました。来期以降のARPU上昇に向けた施策としてはどのようなものがあるのでしょうか。
今後も、認知度や接触可能な潜在顧客の数を向上させ、営業体制や販売パートナーとの連携強化により新規顧客の獲得を増やしていくだけでなく、新機能、新サービスの開発とリリースを行うことで、HENNGE Oneの付加価値を上げ、ARPU、ひいてはARRを伸長させることができるサイクルを継続的に行っていきたいと考えています。
新機能をリリースされていますが、業績寄与へは具体的にどのような期待があるのでしょうか。
2023年6月、HENNGE Oneの新機能として、「HENNGE Secure Download for BOX」と「HENNGE Access Control API」をリリースしました。 共に、お客様からのニーズが高い分野での新機能となっています。 まだ2023年6月にリリースしたばかりの新機能ですので、今期の業績寄与は限定的ですが、このように、これからもお客様のニーズをしっかりと捉え、お客様に提供できる価値を増やし続けていきたいと考えています。
広告宣伝費が今四半期は1.0億円と抑えめだった印象ですが、社内での方針変更があったのでしょうか。
当四半期においても多様なイベントやセミナーへの出展や登壇をするなど、積極的な活動を実施しましたが、前四半期とは手法が異なったため、対前四半期で減少しました。 2023年9月期の方針から変更はなく、引き続き、当社や当社サービスの認知向上のための幅広い広告宣伝や様々なイベント・セミナーなどの開催を実施していきます。
営業人員がQ2の85名から93名と着実に増加していますが、以前から取り組んでいた人材獲得力の向上が寄与し始めたと捉えていいのでしょうか。
マーケットの拡大がみえる中で将来の更なる成長を実現すべく、新規顧客獲得体制の強化が課題ですが、今期は、特に重点項目としておりますIT営業経験者の採用がおおむね順調に進んでいます。
採用活動を積極的に行うとともに、2022年7月には社内制度の見直しにより給与水準の引き上げに加え、2022年11月には業績達成条件付きのストックオプションを当社グループの従業員に付与し、2023年4月には営業職手当を導入するなど、各種施策を実施してまいりました。
このような各種施策の結果、前年同期と比べ、従業員数の推移は計画に沿って進捗できていると認識していますが、引き続き顧客獲得体制を強化できるよう採用活動を積極的に行うとともに、人材獲得力の向上に資するような各種施策を実施します。
営業人員の採用後、いわゆる「一人前」になるにはどの程度かかるのでしょうか。
その方のご経験によっても異なりますが、おおよそ半年から1年ほどです。
貸借対照表の契約負債項目がQ2の21.8億円から31.2億円と大幅に増加していますが、どのような要因があるのでしょうか。
当社の売上高のおよそ92%を構成するHENNGE Oneは、基本的に前払いの年間契約となっているため、継続提供されるサービスの対価の前受け相当分が契約負債に計上されています。 HENNGE OneのARRの大幅な増加にあわせ、契約負債も増加いたしました。
最後に個人投資家向けにメッセージをお願いします。
今後もお客様に提供できる価値を増やし続け、その価値をより多くのお客様にしっかりお伝えし、理解していただく活動を通して、中期的なARR成⻑の加速を⽬指します。 まずは、2025年9月期までにHENNGE OneのARRで100億円以上の水準を目指しています。長い目線で応援していただけると幸いです。
情報提供:HENNGE株式会社
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