HENNGEは2月10日、2022年9月期第1四半期決算(2021年10月〜2021年12月)を発表した。売上高は15.8%増の13.1億円、営業利益は同3.4%減の194百万円だった。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2022年9月期第1四半期決算内容
02.
増収減益。主力サービス伸長のために積極的な投資を続ける
03.
その他事業は減収も、HENNGE Oneは堅調に伸長
04.
各指標順調に伸長。ARRはYoY18.4%増
05.
オンラインイベントを開催
06.
HENNGE One 3つの新機能を発表
07.
入国制限が一部人員採用に影響
08.
FY22通期予想比:利益は各項目で40%超
09.
HENNGE通期決算のまとめ
2022年9月期第1四半期決算内容
増収減益。主力サービス伸長のために積極的な投資を続ける
HENNGE Oneが順調に推移したことで、全社の売上高はYoY15.8%。営業利益のYoYでの減少は、HENNGE One新機能への広告宣伝費や営業・カスタマーサクセス活動強化に伴う人件費・業務委託費などの費用の増加が原因。
その他事業は減収も、HENNGE Oneは堅調に伸長
事業セグメント別に見ると、前年度に引き続いてプロフェッショナルサービス及びその他事業の売上高が減少し、HENNGE One事業の売上高が増加する傾向にある。
各指標順調に伸長。ARRはYoY18.4%増
HENNGE Oneは契約社数、契約ユーザ数、 ARPUと各指標が堅調に増加。ARRはYoY18.4%増の4,859百万円となった。
オンラインイベントを開催
2021年11月15日(月)〜12月17日には、オンラインイベント「HENNGE Rocket Pitch」を開催。企業の情報システム担当者が抱える課題に解決策を提示するだけにとどまらず、新製品やβサービス情報なども限定公開した。50を超えるセッションが、全て3分以内で閲覧できることが特長となっている。
HENNGE One 3つの新機能を発表
また、2021年10月よりHENNGE Oneに3つの新機能を追加。併せてライセンス体系を刷新し、ライトユーザが導入しやすいプランを用意。さらに幅広いアプローチを目指す
入国制限が一部人員採用に影響
人員採用については進捗しているが、当四半期末での人員数の増加には至らず。入国制限の影響によって、特にHENNGE One開発/研究開発人員について海外在住内定者の入社が遅延中している。
FY22通期予想比:利益は各項目で40%超
売上高は、通期予想比に対して23%の進捗。一方で営業利益は同比40%超の進捗。今後、各四半期で広告宣伝費等の投下を予定しており、通期予想に変更なし。