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IR担当者に決算後インタビューをしてきました
新規顧客獲得体制の充足がカギ
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IRインタビュー

HENNGE契約企業数好調マーケティングの次の一手は?

2023.02.18

4475

証券コード
  • 今日はよろしくお願いします。契約企業数が好調でしたね。

    ティッカーくん
  • ありがとうございます。過去からの取り組みが数字に表れてきた形です。

  • 解約率や売上総利益率の動きなども、詳しいお話を聞かせてください。

    ティッカーくん
  • はい、よろしくお願いします。

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回の決算発表のポイントを教えてください

  • Q2

    契約企業数は15.5%増と好調に推移していますがどのような要因がある?

  • Q3

    平均月次解約率の上昇が気になるところですが今期の一過性と捉えていいのかそれとも継続的に増加基調になることも懸念されるのかどう考えていますか?

  • Q4

    売上総利益率が低下基調にありますが今後も低下が懸念されるのでしょうか

  • Q5

    広告宣伝費も増加しプロモーション施策も拡大されていると思いますが効果検証結果があれば教えてください

  • Q6

    マーケティング活動が今後より重要になるかと思います現在の社内体制や今後の機能強化の必要性について教えてください

  • Q7

    新サービスtadrillについて今後の業績影響は?

  • Q8

    今後も新サービスの開発をさらに拡大していく方針でしょうかそれともtadrillを含めた現行サービスの拡大に注力しますか?

  • Q9

    参加型イベントHENNGE NOW!3年ぶりに都内会場で開催されていますが以前と比べたユーザー様の反応の変化などイベントを振り返ってどうだった?

  • Q10

    最後に個人投資家向けにメッセージをお願いします

今回の決算発表のポイントを教えてください

当四半期は契約ユーザ数の伸びはやや緩やかでしたが特に脱PPAPなど最近の需要にマッチしたソリューションがIDaaSと同時に提供できるという強みを活かした営業マーケティング活動を行った結果新規顧客獲得やARPUは順調に増加しました

契約企業数の伸びからもわかる様にマーケットは裾野が広がっていると実感しており課題となっている新規顧客獲得体制を充足することでしっかりとこのトレンドをつかみ取りたいです

契約企業数は15.5%増と好調に推移していますがどのような要因がある?

過去から取り組んできた販売パートナーとの連携強化の成果などにより比較的小規模な企業様から安定してご契約いただくことができるようになりました

ただ当社としては引き続きメインターゲットである従業員数300名から5,000名規模の企業に加えそれよりも規模が大きな企業にも小さな企業にもアプローチをかけている状況ですので今後も安定的に増やしていきたいと思っています

平均月次解約率の上昇が気になるところですが今期の一過性と捉えていいのかそれとも継続的に増加基調になることも懸念されるのかどう考えていますか?

従来からの解約理由である企業の統廃合により別のシステムへと統一されてしまったクラウド移行の戦略自体を見直すことになってしまったなどに加え当四半期は既存顧客の契約更新時における社内利用サービスの見直しをきっかけとする解約も若干発生しました

現時点では平均月次解約率は非常に低い水準を維持できていると考えていますが既存顧客の新プラン移行が進むにつれて平均月次解約率が変動する可能性はあるので今後の動向は注視していきます

売上総利益率が低下基調にありますが今後も低下が懸念されるのでしょうか

売上総利益率の変動は開発人員増と為替の影響などによるHENNGE Oneのインフラコスト増が主な原因ですなお為替予約等を実施しているため期中において著しい為替相場の変動が生じても20239月期の業績予想に大きな影響を及ぼすことはないと見込んでいます

広告宣伝費も増加しプロモーション施策も拡大されていると思いますが効果検証結果があれば教えてください

20239月期の広告宣伝費は20229月期に投下した規模とほぼ同等の予定ですが毎期プロモーションの内容を変化させながら将来ARR獲得につながるような施策を実施しています

契約企業数とARPUは順調に増加しており投下した広告宣伝費以上のARRも獲得できていて堅調に伸びているのでこれまでの広告宣伝活動の効果が出ていると考えています

マーケティング活動が今後より重要になるかと思います現在の社内体制や今後の機能強化の必要性について教えてください

当社のマーケティング活動についてはマーケティング担当が営業やカスタマーサクセスのメンバーと連携しながら当期の方針の通り将来ARRの獲得に繋がる各種施策を実施しています

20239月期第1四半期決算Q&Aリンク5.1. HENNGE Oneのマーケティング活動はどのように⾏われているかで詳細を記載していますのでぜひご覧ください

機能強化については事業開発のメンバー中心に実施していますがマーケティング活動と同様に会社全体を巻き込んでお客様のためになるものを作る活動を行っていますお客様に届ける価値を向上していく活動はとても重要でこのような活動を通じて日本のクラウドサービス利用拡大の流れを後押しをしていきたいと考えています

新サービスtadrillについて今後の業績影響は?

tadrill202211月にリリースしたばかりの新サービスですので今期の業績に与える影響は軽微だと考えています標的型攻撃メール対策は非常に注目されており現在多くの引き合いをいただいている状況ですしっかりとお客様のニーズを捉えて営業活動を推進していき将来的な事業拡大に繋げていきたいです

今後も新サービスの開発をさらに拡大していく方針でしょうかそれともtadrillを含めた現行サービスの拡大に注力しますか?

SaaSはお客様への継続的な価値の提供が必要なビジネスですのでHENNGE Onetadrillのような現行サービスの改善や新機能の追加なども行っていきますがそれだけでなく今後もお客様のニーズにあった新サービスを開発展開していきたいと考えています

参加型イベントHENNGE NOW!3年ぶりに都内会場で開催されていますが以前と比べたユーザー様の反応の変化などイベントを振り返ってどうだった?

20212月に開催した前回のHENNGE NOW!コロナ禍で急速に関心が広がったリモートワークやクラウドサービスの需要をとらえる主に新規顧客をターゲットとした1万人規模のオンラインイベントでした

202210月に開催した今回のHENNGE NOW!主に既存顧客の新機能や新サービスの利用促進を目的とした数百人規模のリアルイベントでした

同じイベント名でも目的規模が異なっているので単純な比較はできませんが今回のように実際に会場に来ていただいてワークショップなどに参加していただくことでより密度の濃いコミュニケーションを取ることができましたしお客様同士の交流の機会にもなりとても良いイベントになったと感じています

最後に個人投資家向けにメッセージをお願いします

HENNGE Oneの価値をしっかりお客様に伝え理解していただくことにより当初計画通り今期中での既存顧客の新プラン移行の完了を推し進めると同時に引き続き積極的なマーケティング活動と人材獲得力強化による体制強化を行い中期的なARR成長を加速させていきたいと考えています長い目線での応援を宜しくお願いします

情報提供:HENNGE株式会社
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

活動がしっかりと数字に結び付いてきていることが見えてくるインタビューになりました新サービスの発表もあった中これからのさらなる成長に期待です

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