本日はよろしくお願いします。堅調な成長が見られる決算でしたね。
ティッカーくん
ありがとうございます。堅調に成長して売上高は前年比18%増となりました
課題視している人員数についてもぜひ伺えればと思います。
ティッカーくん
はい、よろしくお願いします。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
Q1
今回の決算発表のポイントを教えてください。
Q2
街中で貴社の広告をよく見かけるようになりました。22/9期は交通広告を積極化しましたが、新規契約先の変化や営業活動への影響はどのように分析していますか?
Q3
平均月次解約率は低下傾向にありますが、なにか理由がありますか?
Q4
今期業績見通しにつきまして、ARPU、企業数といった各種KPIの前提は足元のトレンドから変化はありますか?
Q5
人員数は今期45名の純増を目標ということですが、営業人員を中心に採用するという理解でよいでしょうか。
Q6
今期の広告宣伝費は22/9期からあまり増加しませんが、LTV拡大のために広告宣伝費を増加することは想定されていない理由は?
Q7
22/9期末の現預金は約40億円、今期も着実なキャッシュフロー拡大が見込まれる中で、配当方針の変更を始めとした株主還元拡大は考えていないのでしょうか。
Q8
最後に個人投資家向けにメッセージをお願いします。
今回の決算発表のポイントを教えてください。
2022年9月期は想定通りにいかないこともありましたが、全体としては堅調に成長できました。
第1四半期には新プランに関する既存顧客への対応に営業工数がかかり、新規案件のクロージングに影響が出てしまったことから、売上高は通期業績予想に対して未達となってしまいましたが、第2四半期以降は順調に増加し、営業利益は通期業績予想を上回る結果となりました。
ただ、人員数については、新卒・中途ともに採用活動は順調に進捗しましたが、入退社数のバランスが悪化した影響により、期初目標の50名純増には届かず、前期末比30名の純増になりました。引き続き体制強化には課題が残っている状況です。
街中で貴社の広告をよく見かけるようになりました。22/9期は交通広告を積極化しましたが、新規契約先の変化や営業活動への影響はどのように分析していますか?
ありがとうございます。 ビジネスパーソンが多そうな場所を選んで交通広告を出していることもあり、お客様や販売パートナー様からも同じようなお声を頂戴しています。 こういった活動を継続的に行うことで、中長期的にHENNGEとHENNGE Oneの認知度を高めていきたいと思っています。
平均月次解約率は低下傾向にありますが、なにか理由がありますか?
特に何かの施策を変えたということはありません。 HENNGE Oneは全社で導入していただくセキュリティシステムなので、一度導入するとなかなか解約しづらいサービスです。その分、お客様は導入検討の際に「サポート体制が充実しているか」「サービスを長年にわたって安定的に提供してくれるか」といった点を非常に重視されます。
そうしたニーズにお応えするべく、HENNGE Oneについては以前から導入支援から導入後のアフターフォローなどに力を入れており、SLA(サービス品質保証)は99.9%以上に設定して安定的に稼働していますし、随時お客様のニーズに応えるべく新機能の提供や既存機能のアップデートなど機能面も充実させており、また、そういった活動が継続的に実施できるということをお客様にお示しするためにも、営業黒字を達成し続けるなど健全な財務体質の維持にも努めています。
それらを評価していただいた結果、低解約率を維持できていると考えています。
今期業績見通しにつきまして、ARPU、企業数といった各種KPIの前提は足元のトレンドから変化はありますか?
2022年9月期については、契約企業数(N)は第2四半期以降順調に増加しました。また、ユーザ当たり単価(ARPU)は、新規のお客様には従来よりも高単価な新プランでご契約いただいていること、また、約2,000社の既存顧客のうち3割弱が2022年9月期末までに新プランへ移行してくださったことなどの複合的な要因で上昇しました。
2023年9月期も、2022年9月期の課題であった人材獲得力の向上による体制強化を図ることで契約企業数(N)を伸ばしつつ、新規顧客への販売と残り7割強の既存のお客様の新プランへの移行によりユーザ当たり単価(ARPU)を上げていく計画です。
人員数は今期45名の純増を目標ということですが、営業人員を中心に採用するという理解でよいでしょうか。
おっしゃる通り、営業人員については、新規顧客獲得体制の強化が課題になっておりますので、特にIT営業経験者を重点的に増強していきたいと考えております。 しかしながら、今後の成長のために、営業人員に限らず、全方位的な採用を行う計画です。
今期の広告宣伝費は22/9期からあまり増加しませんが、LTV拡大のために広告宣伝費を増加することは想定されていない理由は?
これは、私たちの現在の成長ドライバーと位置付けているHENNGE Oneの導入までの企業様の行動性質によるものです。HENNGE Oneは全社導入を前提とするサービスとなっているため、企業様は比較的長期間検討して、購入の意思決定をなさいます。
したがって、その広告宣伝モデルも、様々な広告宣伝活動を行うことでHENNGEのブランドとサービスの認知度を高めていく中で長期的かつ累積的に効果を発揮していくモデルになっています。 そういった背景から、闇雲に広告宣伝費を増加させるのではなく、これまでの広告宣伝活動の効果を確認しながら、毎期どのような広告宣伝活動を進めるかを考えていく方針を取っています。
22/9期末の現預金は約40億円、今期も着実なキャッシュフロー拡大が見込まれる中で、配当方針の変更を始めとした株主還元拡大は考えていないのでしょうか。
私たちが属する市場は成熟しておらず、私たちのビジネスもまだ成長フェーズです。
そのため、現在はHENNGE Oneの中期的なARR成長の加速を目指し、将来ARRを獲得することを優先事項とし、そのための費用投下を積極的に行っております。そしてこれが、企業価値、株主価値の最大化につながるものと考えております。 そのため、株主還元については今までの方針を維持することとしております。 引き続き、中長期での成長実現に向けて応援いただければ嬉しいです。
最後に個人投資家向けにメッセージをお願いします。
引き続き体制強化に課題が残っている状況ではありますが、2023年9月期もHENNGE Oneの新機能をリリースしていくだけでなく、HENNGE Oneユーザー企業様のニーズにあった新サービスも提供していく予定です。 中長期的な成長を目指して頑張っておりますので今後とも応援よろしくお願いします。
情報提供:HENNGE株式会社
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