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IM社の21Q3の決算情報を解説していきます
Cookie規制を追い風に事業進捗は好調
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決算サマリー

インティメートマージャー21Q3決算YoYで減益減収も
開発提携を着実に進行中

2021.11.19

7072

証券コード

インティメートマージャーは81320219月期第3四半期決算(202010月〜20216)を発表した売上高は前年比4.8%減の14.8億円営業利益は24.8%減の31百万円だった

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    20219月期第3四半期決算内容

  • 02.

    YoY減収減益もQoQでは売上増加傾向

  • 03.

    顧客単価向上でマーケティング支援QoQ増収

  • 04.

    アカウント数が3,891件と過去最高値を更新

  • 05.

    3rd Party Cookie を使わない配信が可能に

  • 06.

    開発及び導入検証が大きく前倒して進捗中

  • 07.

    FY21通期予想比:株式売却益で純利益は達成

  • 08.

    インティメートマージャー通期決算のまとめ

20219月期第3四半期決算内容

YoY減収減益もQoQでは売上増加傾向

YoYでは売上減少と厳しい状況もQoQでは前期比5.4%増と改善傾向となっている売上の5割近くを占めるマーケティング支援事業の好調によるもの

顧客単価向上でマーケティング支援QoQ増収

20203月頃から低調だったマーケティング支援事業は新たな顧客ニーズを捉えて再成長トレンドに突入顧客単価が反転上昇したことでQoQ11%増の243百万円で着地し全体の売上を牽引する形となった

アカウント数が3,891件と過去最高値を更新

インティメートマージャーの売上はアカウント数≒顧客企業数と平均単価に分解される幅広い領域でのオンライン需要を捉えたことでアカウント数は3,891YoY78%と過去最高値を更新特にSelect DMPQoQ19%増加と好調が続いている

3rd Party Cookie を使わない配信が可能に

IM-UIDGMOアドマーケティング株式会社のReeMoと連携し3rd Party Cookieを利用せずに精度の高い広告配信を実施することが可能になったまたユナイテッドマーケティングテクノロジーズ株式会社のSSPadstirDSPBypassとの連携によって媒体社の収益性向上広告配信の効果向上が見込まれる

開発及び導入検証が大きく前倒して進捗中

市場のニーズプロダクトの品質の良さなどを背景に開発及び導入検証が大きく前倒して進行ポストCookieソリューションの導入によって対象市場が2倍に拡がることから来期以降はさらなる売上拡大フェーズに入っていく

FY21通期予想比:株式売却益で純利益は達成

FY2021実績はQ2の減少幅を吸収しきれず通期予想に対して売上高営業利益経常利益で100%を下回る結果にただし純利益についてはFY2021 Q2におけるPriv Tech株式会社の株式一部譲渡によって関係会社株式売却益を計上し大幅達成となったFY2021 Q4はポストCookieソリューションの他社連携の推進検証導入を進める

インティメートマージャー通期決算のまとめ

情報提供:株式会社インティメートマージャー
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

ポストCookieソリューションという時流に乗ったプロダクトの開発を着実に進めていることが伝わってくる決算でしたFY2021は減収減益と厳しい結果になる見込ですが大手企業との提携を追い風にしてFY2022からの巻き返しに期待です

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