売上高はYoY39％増の2,064百万円。組織体制変更や人員強化による販売管理費の増加も吸収し、利益項目は改善している。

ポストCookieソリューションを中心にアカウントの獲得が進み、エンタメ業界からの受注回復や EC関連の広告予算拡大により顧客単価が改善した結果、四半期売上高は過去最高を更新。

マーケティング支援、Performance DMPを中心に好調に推移している。

収益性を重視した案件の選別によりPerformance DMPのアカウント数はQoQ減少。 一方、エンタメ業界からの受注回復やポストCookieソリューションの販売により、マーケティング支援は過去最高のアカウント数となった。

エンタメ業界からの受注回復により、マーケティング支援の顧客単価は、新型コロナウイルス感染拡大前の水準を維持。Performance DMPは収益性を重視した案件の選別により広告効果が改善し、QoQで単価が上昇傾向。

Performance DMPで獲得したクライアントに対するクロスセル販売に加え、 新規顧客の獲得も進み、ポストCookieソリューションのアカウント数は順調に増加。

ポストCookieソリューションを利用することで、3rd Party Cookie規制で困難になっていたアフィリエイト広告の効果測定が可能となった。今後はPerformance DMPの連携先を中心に、対応するアフィリエイトサービスの拡大を目指す。

修正後の通期業績予想に対して、Q3時点での進捗率はそれぞれ売上高 76.3％、営業利益 88.6％、経常利益 88.9％と順調な進捗。