今日はよろしくお願いします。業績予想上方修正という好調な決算となりましたね。
ティッカーくん
はい、ありがとうございます。
今回の決算発表のポイントなども詳しくお聞きしたいので、よろしくお願いいたします。
ティッカーくん
はい、よろしくお願いいたします。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
Q1
今回の決算発表のポイントを教えてください。
Q2
前年同四半期+82%のブレイクダウンを教えてください。
Q3
将来の成長に資するコストは積極的に投資する方針を継続とのことですが、目標値や基準となる数値はありますか。(例えば採用・社員数や受注状況など)
Q4
こちらも前回ご回答いただいたように採用アクセルを踏み込んだ結果がうまく表れたという理解でよろしいでしょうか。また単価がかなり上昇している背景も教えて頂けますか。
Q5
アカウントとARPUの伸び方が加速しているように見えますが、こちらはG-genとトップゲートの効果でしょうか。
Q6
世界的な利上げによりテック関係の企業に逆風が吹いていますが、採用面を考えると御社にとっては追い風になっているという理解でよろしいでしょうか。
Q7
とても好調に見えるのですが、今後どのようなところにリスク要因があると考えていますか。またそれに対する対応策がありましたら教えてください。
Q8
資本政策について教えてください。
Q9
最後に、投資家に向けてメッセージをお願いします。
今回の決算発表のポイントを教えてください。
第3四半期は、為替相場の好影響(円安)、G-genの成長並びにトップゲートの連結業績貢献によって売上高は前期を大幅に上回る結果となりました。
通期の連結業績予想も売上高、すべての各段階利益において前回発表予想を上回る水準で推移する見込みとなっため業績予想の修正を行いました。
前年同四半期+82%のブレイクダウンを教えてください。
クラウドインテグレーションが+189%、リセールが+84%増、MSP/SREが+13%となります。
クラウドインテグレーションはトップゲートのアプリケーション開発能力の獲得により大幅に伸長いたしました。
リセールは円安の影響で大幅に成長してますが、為替を加味しないドルベースでの売上も順調に推移しております。MSP/SREは堅調に推移しております。
将来の成長に資するコストは積極的に投資する方針を継続とのことですが、目標値や基準となる数値はありますか。(例えば採用・社員数や受注状況など)
当社のビジネスモデルの特性上、人材関連のコストが主な成長投資コストとなります。
目標値や基準となるKPIは社内基準を設定しトレースしておりますが外部へ開示しておりませんので定性的な状況で補足させていただきます。
人材関連コストについてですが、当初の採用予定数を上回って順調に採用数は推移しております。
来期以降も人材獲得競争がより一層激しくなることが予測されますが、より良い人材を獲得し、当社で活躍してもらうための施策の立案と実行こそが持続的な企業価値向上を実現し株主利益に叶うものと確信しておりますので、引き続き採用拡大やリテンションのための人材への投資を進める方針です。
こちらも前回ご回答いただいたように採用アクセルを踏み込んだ結果がうまく表れたという理解でよろしいでしょうか。また単価がかなり上昇している背景も教えて頂けますか。
クラウドインテグレーションにおけるプロジェクト単価上昇は、サーバーワークスに比較して大規模な開発案件を取り扱うトップゲートの連結が大きく影響しています。
当社では採用してから一定期間の育成プログラムを通じて優秀な人材の育成を図っております。
戦力化までには一定の準備期間が必要となるため採用実績が即座に売上に直結するとは限りませんが、前期から継続して採用を強化してきた中期的な結果も表れていると思います。
アカウントとARPUの伸び方が加速しているように見えますが、こちらはG-genとトップゲートの効果でしょうか。
こちらはAWSアカウント数・ARPUの推移となりますのでサーバーワークス単体の実績推移となります。トップゲート、G-genの効果は加味されておりません。
世界的な利上げによりテック関係の企業に逆風が吹いていますが、採用面を考えると御社にとっては追い風になっているという理解でよろしいでしょうか。
世界景気の悪化懸念が強まるなかで、世界的にインフレと利上げの逆風が吹いており当社にとっても決して楽観的な状況ではありませんが、IT業界における人材獲得競争の厳しさは今に始まったわけではなく、昨今の市況が直接的に当社の採用環境にポジティブな影響を与えていると実感するまでには至っておりません。
採用環境の厳しさは今後も更に加速すると思われますので一層の努力とメッセージを打ち出していく必要があると思います。
とても好調に見えるのですが、今後どのようなところにリスク要因があると考えていますか。またそれに対する対応策がありましたら教えてください。
おかげさまで事業環境は良好です。クラウドはアジリティ、フレキシビリティに富む、むしろ不況に強いサービスだと考えています。
一方、旺盛な需要、多様化する顧客ニーズに応えるためには当社が保有していないケイパビリティを提供できる体制を整備できるか否かが一番の課題だと考えます。
一朝一夕に実現しうるものではありませんが、早期に自社の弱みを自覚しM&Aも視野に入れてリスクの極小化を図っていきたいと考えます。
資本政策について教えてください。
株主に対する利益還元を重要な経営課題の一つと位置づけておりますが、現在、当社は成長過程にあると考えており、当面は内部留保の充実を図り、更なる成長に向けた事業の拡充や組織体制、システム環境の整備への投資等への財源として有効活用することが、株主に対する最大の利益還元に繋がると考えております。
このような考えのもと、設立以来配当は実施しておりませんが株主への配当による利益還元も重要課題であると認識しております。
現時点において配当の実施及びその実施時期については未定でありますが、将来的には各事業年度の経営成績及び事業計画等を総合的に勘案し、株主への利益還元を検討していく方針です。
最後に、投資家に向けてメッセージをお願いします。
2021年に韓国Bespin GlobalとJVで設立したG-genによるGoogle Cloud事業の立ち上がり、2022年にM&Aしたトップゲートの買収によるアプリケーション開発能力の獲得効果により、今期はこれまで以上の大きな飛躍を遂げることが実現できていると感じています。
来期以降もよりいっそう皆様のご期待に添えるよう成長を持続・拡大するための積極的な投資を実行してまいりたいと考えております。ご声援のほど宜しくお願いいたします。
情報提供:株式会社サーバーワークス
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