引き続き、為替相場（円安）の好影響、安定的で順調な受注環境は継続しており順調に成長しております。サーバーワークス単体では売上・利益ともに前期比を上回る結果、連結全体では子会社G-genの先行する成長投資コストを取り込みつつ、売上高は大幅伸長となっております。なお、トップゲートのP/Lの連結取込みは9月（サーバーワークスの第三四半期）からとなります。

為替の影響をポジティブに受けているリセールは前年同四半期を大幅に上回る結果となったほか、為替の影響を受けないクラウドインテグレーションとMSP/SREも前年同四半期を上回り、各サービスで順調に成長を継続することができました。

ここ直近は強い円安の影響もあり、想定より営業利益が増加しておりますが、もちろん円高になった場合は想定通りに落ち着きますので為替次第のところもあります。また、受注環境は安定的で順調な中、それに対応した採用強化関連コストなど将来の成長に資するコストは積極的に投資する方針を継続しておりますので、利益のバランスを見ながら投資も進めたいと思います。

サーバーワークスでは「AWS トレーニング・内製化支援サービス」によって AWS 活用状況に合わせたトレーニングを提供し、企業の内製化を支援してまいりました。このたび paiza の株式取得により、IT 人材不足が確実視される将来において、今後の当社サービスとのシナジー効果を期待しています。　詳しくは、8月31日の開示をご覧ください。

いわゆるCVCという理解で概ね差し支えありませんが、単なるスタートアップ投資だけではないイノベーションやアライアンスなどCVCの枠を超えたチャレンジをしたいと思っております。9月28日の開示以外の詳細はまだ未定です。

大きな環境の変化はありませんが、エンジニアの数が増えていかないと受けられるプロジェクト数も限られるので、前期の下期から採用アクセルを踏み込んだ結果が徐々に表れることを期待しています。一方、プロジェクト単価は、増加し続けるものでもないので一定のレンジ（幅）でとらえており、特に大きな問題はないという理解でいます。また、おかげ様で既存顧客のリピートも多く、SREにリソースが回っているということも一つの要因になります。

いえ、これまでのG-gen単独での営業努力のたまものです。今後、更にトップゲートとの連携が本格的にスタートすれば大きく成長できると期待しています。

おかげ様で、当社にとっては非常に良い環境が継続しております。これに甘んじることなく、一段上の中長期的な成長のために邁進する所存です。