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IR担当者に決算後インタビューをしてきました
AWSの需要拡大継続
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IRインタビュー

サーバーワークスクラウド導入需要は旺盛良好な需要環境が継続する見込み

2022.02.10

4434

証券コード
  • 本日はよろしくお願いします。完全回復の決算でしたね。

    ティッカーくん
  • よろしくお願いします。クラウド需要は旺盛です。

    IR担当者
  • 今後の見通しについても、ぜひ詳しく聞かせていただきたいです。

    ティッカーくん
  • はい、よろしくお願いします。

    IR担当者
※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回の決算発表のポイントを教えてください

  • Q2

    エンジニア採用等の先行投資についてお教え下さい

  • Q3

    AWSアカウント数が順調に伸びている仕組みを教えてください

  • Q4

    エンジニアの採用の難易度はどの程度のものでしょうか

  • Q5

    エンジニアが足りないことによる機会損失などは感じられますか

  • Q6

    大規模マイグレーション移行プロジェクトはどのくらいの単価水準のビジネスでしょうか

  • Q7

    成長戦略について教えてください

  • Q8

    コロナ禍と言われ約2年が経ちましたが社内の雰囲気など変化がありましたら教えてください

今回の決算発表のポイントを教えてください

取引先企業さまでもコロナによる混乱もなくクラウド本来の強い需要が戻ったこともあって順調に推移しています
また出社制限や物理的な移動が難しい中で事業活動を継続するためにクラウドを一層活用するといった企業側の風潮が追い風となっているように思います
特に当社が広くカバレッジしている基幹系・業務系システムいわゆる社内の内側のシステムはコロナ下では従来通りにオンプレミスでの運用が困難ということが大企業でも認識されてきたことで更なるクラウド需要が高まっていると思います
このようにクラウド市場の高いポテンシャルクラウド気運の高まり顧客ニーズの多様化・増大などを背景に今後も順調に成長できると認識しております

エンジニア採用等の先行投資についてお教え下さい

新型コロナウイルス感染症拡大を契機にクラウド化の動きが加速しましたがまだまだクラウド化されていない未開拓のホワイトスペースが多く残されている状況だと思いますこのような未開拓領域を積極的に獲得しを抑えていくためにエンジニアの採用を継続して推し進めて参ります
新しい領域のため採用マーケットにクラウドエンジニアが数多く存在しているわけではありませんので入社してから一人前の業務をこなすことができるようになるまでには一定の時間が必要になります当社では充実した教育・育成の仕組みを構築しておりエンジニアの方は安心して当社の門をたたいてもらっていると認識しています

AWSアカウント数が順調に伸びている仕組みを教えてください

お客様はいきなり全てのシステムをクラウド移行する例は少なく個別のシステムを段階的にクラウド化していくことが多いのが特徴のひとつです一つ一つのシステムのクラウド移行を段階的に進め最終的に全システムのクラウド移行を数年かけてご支援しますシステムの移行と並行してお客様のAWSアカウントが増加しアカウント総数が増加していきます
また既存のお客様のリピートオーダーが多いのも特徴です既存のお客様のAWS活用度合が増加するに連れて1社あたりのLTVが上がるのと同時に新規のお客様から発生する新たなLTVとのミックスで全体のLTVがミルフィーユ状に積み重なりますリセールとMSPの合算であるストックビジネスの比率も90%を超え安定的に売上・利益を伸ばしていけている状況です

エンジニアの採用の難易度はどの程度のものでしょうか

当社は長年に渡りAWS専業というポジションを取ってきたため入社後にAWSを学べるということが明確な分他者に比べると採用の難易度は比較的難易度が低いと思います背景としては他社ではAWSを学びたかったのに違う部署になるといったケースなどやりたいことが出来ないということが結構あるようです
採用にかかる採用コストと人件費はブレーキをかけずにサーバーワークスもGoogleクラウドの子会社G-genも採用を強化していこうと考えています

エンジニアが足りないことによる機会損失などは感じられますか

現在は需要の方が強い状況が続いておりますのでリソース不足が生じるケースが時に発生しますこうした機会損失への対応策として通常の採用強化はもとより一定程度のエンジニアが在籍する会社をM&Aするなどでカバーしていくことを考えています
前提として当社は有償稼働率といういわゆるお客様の仕事に稼働する率に関しては65%とか70%程度残り約30%ぐらいは社内業務やインプットする時間にあてる無償稼働率という指標があります背景にはAWSのイノベーションのスピードが非常に速いので100%お客様対応しているとAWSの最新動向をインプットする時間がありませんAWSのことを理解しているエンジニアを多く抱えているという自負もあるので30%はインプットするためのバッファです

大規模マイグレーション移行プロジェクトはどのくらいの単価水準のビジネスでしょうか

クラウドインテグレーションの平均的な案件単価は1案件100万円前後で推移しています中には1,000万円超の大型案件もありますが案件規模が大きくなれば一定数のエンジニアリソースがロックされると同時にクラウドインテグレーション後に発生するリカーリングビジネスリセール・MSPにつながるタイミングが遅くなるというジレンマが生じます
エンジニアリソースの増強によって一定の大規模マイグレーションに対応する体制を構築しつつ中小規模の案件を数多くこなすことでフロー・ストックビジネスのバランスを取っていきたいと考えます

成長戦略について教えてください

オンプレミスからのシステムのクラウド移行案件だけでもまだまだこの先仕事はなくならない感覚になるほど導入余地があるマーケットだと認識していますGartner社によれば全世界のIT投資の3%しかクラウドに投じられてないというデータが発表されました欧米に比べて日本は更にビハインドしておりクラウド化する余地は非常に多くあるのではないかと思います
クラウド移行をベースとしてお客様との関係はできているのでセキュリティ強化やクラウド上で動作するアプリケーションの開発など中長期的な会社のDXクラウド戦略を一緒に考える領域への展開を検討していますお客様の要望は複雑になっていくのでインフラストラクチャーからサービスレイヤーまで上げていき上流の部分は他社とタイアップしながらお客様の課題解決に繋がっていくところにフォーカスしていきます  

コロナ禍と言われ約2年が経ちましたが社内の雰囲気など変化がありましたら教えてください

社では以前から生産性向上のためのリモートワークの仕組みづくりを実践していましたのでコロナ前後で特段大きな変化がないのが実情です社員を時間で管理するのではなく会社に対する貢献度で評価する仕組みも機能し社員がリモートで仕事をしていても成果を出すことに集中できるようになったと思っています
以前は職住近接を推奨し会社に近い場所に住む社員に近距離手当住宅を出していましたがコロナ以降はリモートワーク環境を整備するためのリモートワーク手当を出すように変更しました

情報提供:株式会社サーバーワークス

総括

実際に担当者の方にお話を伺うことで業績が堅調な理由や成長ポテンシャルについて理解することが出来ましたクラウド化の余地はまだまだ広く今後のポテンシャルを感じるとともに着実に布石を打っているのが感じられる決算でした
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