サーバーワークスは1月13日、2023年2月期第3四半期決算を発表しました。決算の内容を見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2023年2月期第3四半期決算内容
02.
売上高はQ1-Q3計でYoY53.9%増
03.
主要な製品・サービス区分で前年同四半期を上回る結果
04.
クラウドインテグレーションが堅調に推移
05.
アカウント数が過去最高を更新
06.
投資目的子会社を設立
07.
業績予想修正
08.
FY23通期計画の進捗(Q3)
09.
サーバーワークスQ3決算のまとめ
2023年2月期第3四半期決算内容
グループ連結にて、売上高は大幅伸長となるYoY53.9%増の11,961百万円、営業利益はYoY6.8%減の489百万円で着地となった。
売上高はQ1-Q3計でYoY53.9%増
売上高は、リセールの円安影響に加えて、G-genの堅調な成長とトップゲートの連結開始により前年同四半期比で+82%と高い成長率を達成した。
営業利益は労務費/人件費及び業務委託費等の増加により前年同期比6.8%減となったが、継続的に好調な受注環境に備える体制強化関連コストが増えたためである。
主要な製品・サービス区分で前年同四半期を上回る結果
売上構成比の高いリセールが依然好調を維持し、YoY57.5%増と全体を牽引した。各サービスも前年同四半期を大きく上回り、順調に成長を継続。
クラウドインテグレーションが堅調に推移
クラウドインテグレーションでは、引き続き旺盛な需要を背景に、前年同四半期比3倍の売上となった。トップゲートの連結と大型案件獲得の影響も寄与し、各種KPIは直近での高水準を記録。
※2023年2月期より新収益認識基準を適用
アカウント数が過去最高を更新
リセールは、前期に引き続き新規顧客が増加してAWSアカウント数が過去最高となった。それに伴う形でARPUも順調な推移を見せている。
投資目的子会社を設立
将来的なグループ企業価値向上に寄与する技術・サービスへの投資・M&Aを目的とした投資目的子会社「株式会社SXイノベーション・パートナーズ」を11月30日に設立。連続する市場の変化へ対応し、持続的な成長を目指す。
業績予想修正
売上高が大幅に増加した結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益すべての各利益においても前回発表予想を上回る水準で推移する見込みとなった。
FY23通期計画の進捗(Q3)
FY23Q3時点での予想修正後通期計画に対する進捗は、売上高は70%、営業利益は99%と順調な状況。
サーバーワークスQ3決算のまとめ
情報提供:株式会社サーバーワークス
総括
YoYで増収減益の決算となりました。業績予想は上方修正されましたが、体制強化によってさらに成長加速となるか今後に期待したくなる決算となりました。
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