今日はよろしくお願いします。減収減益の決算となりましたね。
ティッカーくん
モバイル事業の外部環境変化や、新規事業への投資が主な要因になっています。
どういった狙いでどんな投資をしているかなど、ぜひ詳しくお聞きしたいです。
ティッカーくん
はい、よろしくお願いいたします。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
Q1
今回の決算発表のポイントを教えてください。
Q2
イメージング事業について、収益ポイントと売上が増加する要因について教えてください。
Q3
モバイル事業の前期比減益は、販売イベント等販管費の増加ではなく台数低下による要因でしょうか?
Q4
モバイル事業で現在法人向け営業を強化中とありますが、法人向けの売上比率は現在どの程度でしょうか?
Q5
ソウゾウ事業は現在どの程度の売上規模でしょうか。
Q6
イメージング事業でのフランチャイズ店舗の減少はどのような背景がありますか?(加盟店の廃業or離脱など)
Q7
ソウゾウ事業「つくるんです」が好調ですが、現在の販売チャネルと今後について教えてください。
Q8
グランピング事業の今後の展開や、どのようなことをテーマにされているか教えてください。
Q9
最後に、個人投資家に向けてメッセージをお願いします。
今回の決算発表のポイントを教えてください。
急速な円安による物価上昇・原材料の高騰、長期化するウクライナ情勢不安のなか、モバイル事業の継続的成長と、イメージング事業の新たな収益と柱となる事業の創造に取り組んできました。
まずモバイル事業については、Y!mobileブランド移行が1Qに集中したこと、円安の影響により主力スマートフォンの値上げが販売台数に影響し減少。また、通信キャリア支払条件の見直しにより販売インセンティブ手数料が減少し、契約1件あたりの利益率は減少しました。 市況の変化にあわせ、店舗外イベント強化や、スマートフォン設定に不安のあるお客様向けの店頭サポート定額サービスを実施するサービスを開始、法人部隊を増員し販路拡大を見込む等、市況の変化に対応できる、ビジネスモデルへシフト中です。
一方でイメージング事業については、iPhone修理サービス「アイサポ」を展開する株式会社ギアと提携し、2023年3月までに100店舗で同サービスを実施予定、2Q時点で30店舗で開始しています。
また、成長商材の1つである「つくるんです」の販路拡大を積極的におし進め、ポップストア展開を各所で実施、「つくるんです」ブランドの知名度とブランド認知向上に努めました。 オンライン会議のパーソナルミーティングボックス「One-Bo」は好調に推移、引き続き販売体制および品質向上と増産体制の構築を強化します。
さらに、新たな収益の柱としてグランピング事業を開始、長野県にアルプスBASEをオープン。 予約状況は好発進です。
イメージング事業について、収益ポイントと売上が増加する要因について教えてください。
3年ぶりの行動制限のないGW・夏休みとなり、年末年始、春休み、卒園、卒業式についても同様に行動制限のない状況となるという観点から写真を撮る機会が増加したことで、収益改善を見込んでいます。
モバイル事業の前期比減益は、販売イベント等販管費の増加ではなく台数低下による要因でしょうか?
台数未達による売上高の減少と、イベント実施にかかる開催場所の使用料金および派遣スタッフコストの増加によるものの双方が要因です。
モバイル事業で現在法人向け営業を強化中とありますが、法人向けの売上比率は現在どの程度でしょうか?
モバイル売上に占める法人事業部の売上は、4月-9月の累計で現状3%程度です。
ソウゾウ事業は現在どの程度の売上規模でしょうか。
B to Cであるモバイル事業の売上高は最終消費者への金額、B to Bであるイメージング事業、ソウゾウ事業は小売事業者むけの売上高なので単純な比較はできませんが、当期上半期は、最終消費者への金額ベースだと1,000百万円ほどになっています。
イメージング事業でのフランチャイズ店舗の減少はどのような背景がありますか?(加盟店の廃業or離脱など)
戦略的閉店であり、不採算店舗の整理です。
ソウゾウ事業「つくるんです」が好調ですが、現在の販売チャネルと今後について教えてください。
イベントが特に好評です。現在は大型書店、大手雑貨店が販売チャネルの中心ですが、今後はコンビニ、玩具店、ホームセンターなどにも拡大していきます。
グランピング事業の今後の展開や、どのようなことをテーマにされているか教えてください。
1988年の創業以来、プラザクリエイトでは写真屋の「パレットプラザ」をはじめとした写真事業を展開してきました。人々の思い出を「写真」というカタチに変え続け、30年が経ちます。
しかし、2020年に新型コロナウイルス感染症の流行が始まると、写真を撮る機会、ひいては非日常的な体験をして思い出をつくる機会が減ってしまいました。そこで、「写真に残したくなる瞬間が生まれる体験」そのものからプロデュースしたいと、コロナ禍でも密を避けて楽しめるレジャーの一つであるグランピングを展開する運びとなりました。まずは第一弾として、長野県飯島町にアルプスBASEをオープンし、今後は全国に拠点を増やしていきます。
最後に、個人投資家に向けてメッセージをお願いします。
今年、事業会社の代表が大島から新谷へ交代しました。創業から36年、新しいプラザクリエイトがスタートします。 既存事業のビジネスモデルの刷新とともにグランピングや、アパレル事業をはじめとする新しい事業への投資を積極的にすすめ、弊社のコンセプトである「みんなの広場をつくる」を実現し、社会に貢献してまいります。ぜひご期待ください。