プラザクリエイトは2月10日に2023年3月期第3四半期決算の決算説明資料を公表しました。それでは決算の内容を見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2023年3月期第3四半期決算内容
02.
減収減益の着地
03.
両セグメントで減収減益
04.
モバイル販売台数の推移
05.
フランチャイズ店舗の割合が93.7%まで上昇
06.
DIYクラフトキット『つくるんです』は確実に成長中
07.
ソウゾウ事業で個室ブースの新モデルを投下
08.
モバイル事業の施策
09.
FY23通期予想の下方修正
010.
プラザクリエイトQ3決算のまとめ
2023年3月期第3四半期決算内容
プラザクリエイトは2月10日、2023年3月期第3四半期決算を発表した。売上高はYoY13.7%減の13,797百万円、営業利益は▲218百万円だった。
減収減益の着地
2021年から本格化した格安モバイルの台頭などの外部環境の変化を受けて、モバイル事業の売り上げが減少。営業損失の増加は主に「ソウゾウ事業」のアパレル事業・グランピング事業などへの投資が影響した形。
両セグメントで減収減益
イメージング事業はフランチャイズ化により収益構造が変化し、売上高減少。新規事業の開発コスト増加により営業損失も増加となった。 モバイル事業は、2021年から本格化している市場変化を受け売上高・営業損益ともに減少となった。
モバイル販売台数の推移
2022年12月時点の累積販売台数は90,685台(YoY24%減)となった。格安携帯へのSIMのみの販売が増えたことや、買い替えサイクルの長期化が減少の要因となっている。
フランチャイズ店舗の割合が93.7%まで上昇
パレットプラザ店舗の直営からフランチャイズへの転換を推し進め、フランチャイズ店舗比率は前期末の76%から94%まで進行。事業の収益率は改善傾向にある。
DIYクラフトキット『つくるんです』は確実に成長中
ソウゾウ事業の一事業である『つくるんです』は、シリーズ累計出荷数が188万個を突破。出荷個数はYoY136%で成長し、販売高は10億円/年の規模となり事業をけん引している。
ソウゾウ事業で個室ブースの新モデルを投下
個室ブースOne – Boに上位モデルと安価モデルの2種が追加され、様々なニーズに対応可能となった。
モバイル事業の施策
市場の変化に対応するため、抜本的な事業変化としてユーザーのニーズに寄り添った事業体への変化が必要。様々な施策の取り組みを進めている。
FY23通期予想の下方修正
売上通期予想を下方修正した背景は、MVNOの台頭・法整備などの影響を受けたことによるモバイル事業の売上減少によるもの。営業利益はWith/After コロナを見据えたOne-Boの営業体制・プロダクト変更に伴う販売計画未達によるものとなっている。