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21年通期の決算情報を解説していきます
フランチャイズ店舗の増加に成功
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決算サマリー

プラザクリエイト決算YoYで減収増益コロナを乗り越え収益構造の改善をはかる

2021.11.10

7502

証券コード

プラザクリエイトは52620213月期通期決算(20204月〜20213)を発表した売上高はYoY10.3%減の206.7億円営業利益は305百万円だったなお証明写真ボックス事業を売却したことにより純利益は732百万円と大きくなっている

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    20213月期通期決算内容

  • 02.

    コロナと構造改革で売上YoY10.3%

  • 03.

    モバイル事業堅調で利益はYoY13.6%増

  • 04.

    パレットプラザ売上は10月以降回復基調

  • 05.

    新規事業特化のソウゾウ事業本部を設立

  • 06.

    フランチャイズ店舗の割合が76%まで上昇

  • 07.

    DIYクラフトキットつくるんです®を拡充

  • 08.

    FY21通期予想比:通期予想なし

  • 09.

    PLAZA CREATE20213月期通期決算のまとめ

20213月期通期決算内容

コロナと構造改革で売上YoY10.3%

20213月期は特に第1四半期でコロナウイルス感染拡大による人流抑制の影響を大きく受け各店舗の売上が激減またイメージング事業における直営から卸売フランチャイズの構造改革に加えモバイル事業でも収益率の低い併売店9店舗を閉店したことで通期の売上はYoY10.3%の減少となった

モバイル事業堅調で利益はYoY13.6%増

しかし収益の柱となっているモバイル事業は法人向け商材の好調と春商戦の好機を捉えたことでセグメント利益はYoY51.75%増と大幅伸長全体の営業利益YoY13.6%増に大きく貢献する形となった

パレットプラザ売上は10月以降回復基調

KPIとして置いているパレットプラザ直営店 月別売上YoY202010月から90%程度まで回復新たな生活様式に則った店舗整備や接客の標準化で営業を継続することができている

新規事業特化のソウゾウ事業本部を設立

フランチャイズ化や不採算店舗の閉店と並行して新規事業開発を加速させるべくソウゾウ事業本部を設立祖業である印刷事業の設備ノウハウを活かして外部企業とコラボレーションしながら新たな広場づくりに挑戦していく

フランチャイズ店舗の割合が76%まで上昇

パレットプラザ店舗の直営→フランチャイズへの転換を推し進めフランチャイズ店舗比率は前期末の59%から76%にまで上昇地域に密着したフランチャイズ型の店舗運営を自社の強みと捉え直し事業としての再進化をはかる

DIYクラフトキットつくるんです®を拡充

ソウゾウ事業本部の一事業であるつくるんです®シリーズ累計出荷数が88万個を突破国立競技場や大手書店チェーンとのコラボシリーズの拡充も進めDIYブランドとしての地位を確立させている

FY21通期予想比:通期予想なし

FY2021の通期予想はコロナ感染拡大が業績に与える影響を合理的に算定することが困難なことから策定をしておらず通期予想比はなし

PLAZA CREATE20213月期通期決算のまとめ

情報提供:株式会社プラザクリエイト
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

コロナ禍の影響を大きく受けながらも大胆な構造改革を押し進めることによって今期は3期連続の増益決算となりましたまだまだコロナの先行きが不透明な中ソウゾウ事業本部の新規事業開発によって損益状況をどこまで改善できるかに期待です

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