アイリッジは11月11日に2023年3月期第2四半期決算を公表しました。決算内容を見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2023年3月期第2四半期決算
02.
YoYにて減収減益もQ2単体では黒字化
03.
Qoilを中心にコロナの影響を受け、新規顧客獲得が遅延し減収
04.
主要KPIは前四半期に続き、順調な成長を達成
05.
建設DXサービスを10月より提供開始
06.
新事業領域「MoneyEasy」拡大中
07.
FY23通期計画の進捗:進捗は鈍化傾向にあるが、予想に対する修正はなし
08.
アイリッジQ2決算のまとめ
2023年3月期第2四半期決算
アイリッジは2022年11月11日、2023年3月期Q2決算を発表した。売上高はYoYにて▲9.3%の2,191百万円、営業利益は▲26百万円となった。
YoYにて減収減益もQ2単体では黒字化
売上高はYoYにて9.3%の減収、営業利益は▲26百万円の赤字となった。OMO領域オフラインマーケティング関連の減収により連結全体でも減収。2Q単独では黒字化となった。下期に売上高/利益偏重を見込む期初計画の範囲内で進捗。中長期的な成長に向けた積極採用や新規事業への先行投資を継続している。
Qoilを中心にコロナの影響を受け、新規顧客獲得が遅延し減収
OMO領域オフラインマーケティング関連(Qoil)を中心に新型コロナウイルス感染症の影響により、新規顧客獲得が遅延し減収。スマホアプリ開発を中心に引き合いが継続して強かったOMO領域オンライン領域とフィノバレーは増収となった。
Q2は黒字化、例年同様、下期に売上高/利益偏重を見込む。
主要KPIは前四半期に続き、順調な成長を達成
主要KPIとなるFANSHIP導入アプリの合計MAUは大型アプリの新規リリースと、既存アプリの利用ユーザー数増加により、前年同期比+36.3%の8,145万ユーザーとなった。
FANSHIP導入アプリのMAUが増加したこと等により、Q2のストック型収益は前年同期比+17.9%と順調に推移。「MoneyEasy」初期ライセンス収益は下期にかけて積みあがる見込み。
建設DXサービスを10月より提供開始
業務効率化が急務となっている建設業界に向けた業務DXソリューションを、東急建設株式会社と共同開発。
新事業領域「MoneyEasy」拡大中
新規事業領域のデジタル地域通貨プラットフォーム関連(フィノバレー)は継続して強い引き合いがあり「MoneyEasy」の新規導入が拡大している。
FY23通期計画の進捗:進捗は鈍化傾向にあるが、予想に対する修正はなし
FY23通期業績計画に対し、Q2の売上高進捗率はレンジの下限に対して34%と例年よりは鈍化。OMO領域オフラインマーケティング関連が新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受けているためであるが、その他の事業は順調なため予想の修正はなかった。
アイリッジQ2決算のまとめ
情報提供:株式会社アイリッジ
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