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IR担当者に決算後インタビューをしてきました
新事業領域の引き合いが好調です
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IRインタビュー

アイリッジ計画通りの数値で着地下期に売上高営業利益の偏重見込み

2022.08.31

3917

証券コード
  • 本日は宜しくお願いします。

    ティッカーくん
  • 宜しくお願いします。

    IR担当者
  • 業績予想に対しての進捗や新事業領域に関してなど、詳しくお聞かせください。

    ティッカーくん
  • はい。宜しくお願いします。

    IR担当者
※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回の決算発表のポイントを教えてください

  • Q2

    下期に売上高/利益偏重を見込む期初計画とありますが季節性について教えてください

  • Q3

    販管費について教えてください

  • Q4

    Qoilフィノバレーについて新型コロナウイルスの影響はそれぞれどの程度あったか教えてください

  • Q5

    デジタル地域通貨プラットフォーム事業の収益化の時間軸などを教えてください

  • Q6

    デジタル地域通貨のポテンシャルについて教えてください

  • Q7

    ストック型収益の特徴について教えてください

  • Q8

    LINEミニアプリの成長は継続していますか?

  • Q9

    M&Aに対する考え方を教えてください

  • Q10

    最後に個人投資家に向けてメッセージをお願いします

今回の決算発表のポイントを教えてください

業績全体としましては予想している範囲内で着地ができているかと思いますオンラインマーケティング関連アイリッジは大型案件が増加したことにより下期に売上高営業利益の偏重を見込んでいますオフラインマーケティング関連Qoilはコロナウイルス感染症拡大による影響が継続している状況ですフィノバレーに関しては継続して引き合いが強く下期より業績寄与する見込みとなっております

下期に売上高/利益偏重を見込む期初計画とありますが季節性について教えてください

毎年のことではあるのですがアイリッジのアプリ開発は大型のお客様が多く金額も大きくなりますそのうえでお客様の予算執行に合わせて開発を行うことが多くお客様の予算執行が3月末もしくは12月末が多いという季節要因があるため下期に売上高営業利益が偏重することになります

販管費について教えてください

全体としては安定的に推移しているかと思いますQ2以降も引き続き積極的な人材採用を行う予定ですので採用費は増加する見通しになるかと思います

Qoilフィノバレーについて新型コロナウイルスの影響はそれぞれどの程度あったか教えてください

Qoilフィノバレーの売上高はYoYにて減収となっております特にQoilの売上高の減収が大きいかと思いますオフラインマーケティング事業なのでコロナウイルス感染症拡大による影響は出やすくQ1の期間で感染者数が増加したことも大きく影響しました

デジタル地域通貨プラットフォーム事業の収益化の時間軸などを教えてください

フィノバレー自体も売上が下期に寄りがちな傾向がありますまたコロナ後の経済対策として注目されている分野であるという事と市場が確立してきた事により去年から案件数が拡大してきており下期に期初想定以上の売上貢献を期待しております

デジタル地域通貨のポテンシャルについて教えてください

アイリッジのデジタル地域通貨プラットフォーム事業はさるぼぼコインの提供をデジタル地域通貨の先駆者として行っていたという点がブランディングとして1つの強みとなっています地域の中でお金を流通させるという目標をもとに自治体と二人三脚でしっかりとサービス提供ができていると考えております

ストック型収益の特徴について教えてください

ストック型収益は四半期毎に多少の変動はありますが順調に推移していると捉えています例えば今回のQ1と前四半期のQ4を比較するとQ4に計上していたMoneyEasyの初期ライセンス収益が剥落したことが要因で若干減少しているように見えますが全体的に見ると安定していると考えておりますストック型収益の内訳としてはFANSHIPのライセンス料が一番大きな比重を占めておりその他にシステム保守ストック型収益3か月以上の準委任契約などがあります

LINEミニアプリの成長は継続していますか?

LINEミニアプリの成長は継続していると考えております足元で見ると連結収益に占める売上貢献の割合はまだまだ少ないですが引き合い自体はとても強いです さらに202211月にLINE ミニアプリを使ったかんたん販促パッケージを提供開始する予定としていますこちらは従来のLINE ミニアプリのサービスをパッケージ化し中小企業の方々により安価にサービスの提供を行うためのものになりますこのように徐々に開発に取り組み顧客数の拡大に努めております

M&Aに対する考え方を教えてください

M&Aに対しても継続して積極的に検討しております開発体制強化を図るためのM&Aサービスラインナップを拡大するためのM&Aの両方を検討しております

最後に個人投資家に向けてメッセージをお願いします

コロナウイルス感染症拡大による影響を受ける中Q1は当初の予想通りの業績で着地することができました下期に売上高営業利益が偏重する想定をしている中今後フィノバレーが利益貢献していくタイミングになっていくかと思いますので今後も注目して頂けると嬉しいです

情報提供:株式会社アイリッジ
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

実際にIR担当者へインタビューを行うことで業績予想に対する進捗各事業の状況MAに対する考え方などを詳しく知ることができましたQ1の決算は減収減益となりましたが売上高営業利益が下期に偏重していることからQ3Q4の決算発表が楽しみです

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