【アイリッジQ3決算】
アイリッジは2022年2月10日、2022年3月期Q3決算を発表した。売上高は27.2%増の3,964百万円、営業利益は1515.5%増の201百万円となった。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
- 01. - 2022年3月期Q3決算 
- 02. - 売上高・営業利益はQ3単体・累計共に大幅増収増益 
- 03. - FANSHIP導入アプリのMAUが飛躍的成長 
- 04. - ストック型収益が大幅に成長 
- 05. - 「MoneyEasy」の新規導入が継続して好調 
- 06. - 三菱電機との資本業務提携:新たなサービス展開へ 
- 07. - FY22予想:売上高は順調に推移、営業利益は予想を超過 
- 08. - アイリッジQ3決算のまとめ 
2022年3月期Q3決算

売上高・営業利益はQ3単体・累計共に大幅増収増益
FY2022Q3累計にて売上高はYoYにて27.2%増の3,964百万円、営業利益は1515.5%増の201百万円となり、増収増益で着地した。Q3単独の実績でも売上高は50.0%の増加、営業利益は337.9%の増加と大幅に成長をしている。主要事業であるデジタルマーケティング事業領域が引き続き良好であり、業績を牽引している。営業利益の成長はQoilを中心とした子会社の業績が改善傾向となったことが要因となる。

FANSHIP導入アプリのMAUが飛躍的成長
主要KPIとなる『FANSHIP導入アプリのMAU』の推移は大型アプリのリリースなどにより、前年同期比36.7%の増加となった。

ストック型収益が大幅に成長
3Qのストック型収益は446百万円の増加となった。前年同期比で17.5%の増加であり、前四半期比でみると8.1%の増加となった。ストック型収益が伸びた要因としては大型アプリのリリースなどに伴い、FANSHIP導入アプリのMAUが大きく増加したことが挙げられる。

「MoneyEasy」の新規導入が継続して好調
グループ会社の株式会社フィノバレーが提供するデジタル地域型通貨プラットフォーム「MoneyEasy」の新規導入が継続して拡大している。プレミアム商品券事業や観光消費支援事業などコロナ禍における経済支援施策として、デジタル地域通貨の導入が加速している。2021年以10月以降で5件の新規導入を実施しており、今期の導入件数は前期比の2倍を超える見通しとなる。

三菱電機との資本業務提携:新たなサービス展開へ
2022年1月、株式会社フィノバレーが三菱電機株式会社と資本業務提携を実施した。「MoneyEasy」と三菱電機の先端技術を組み合わせ、自治体向けの新たなデジタル通貨サービスの共同開発と、三菱電機のデータ連携基盤と連携させたスマートシティ/スーパーシティ関連システムの構築を目指す。
FY22予想:売上高は順調に推移、営業利益は予想を超過
アイリッジはFY22Q3時点で増収増益の結果となった。FY22通期の業績予想に対する進捗は売上高は76.0%と順調に進捗。営業利益はQ3時点で通期業績予想を超過する結果となった。Q3までの業績進捗を踏まえ、FY22通期業績予想を売上高:4,800~5,500百万円→5,200百万円、営業利益:150~200百万円→200百万円に修正している。

アイリッジQ3決算のまとめ

情報提供:株式会社アイリッジ
総括
主要事業であるデジタルマーケティング事業領域が企業の成長を大きく牽引しており、主要KPIも順調に成長しております。三菱電機株式会社との資本提携も実施し、新たなサービスの展開も行う予定であり、今後の取り組みが非常に楽しみな企業です。
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