フェイスネットワークは8月14日、2025年3月期第1四半期決算(2024年4月〜2024年6月)を発表しました。決算の内容を見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2025年3月期第1四半期連結決算内容
02.
売上・利益共に下期偏重、予定通りに進捗中
03.
各種KPIの進捗
04.
金融機関との連携を強化
05.
「新しい暮らし方」の提案
06.
通期業績予想に対する進捗
07.
個人投資家向け質問集
08.
決算のまとめ
2025年3月期第1四半期連結決算内容
売上高はYoYにて46.2%増の1,953百万円、営業利益は▲424百万円となった。なお、2024年3月期3Q決算より連結決算に移行しており、前年同期からの増減率は参考値となっている。
売上・利益共に下期偏重、予定通りに進捗中
不動産業界の特性上、下期に売上・利益が偏重する傾向があるため、例年と同様に第1四半期の売上・利益の予算進捗率は低いものの、概ね想定通りの進捗となっている。
各種KPIの進捗
前年同期と比べ、不動産商品の規模が大きかったこと及び子会社である岩本組の売上が貢献し、売上高は前年同期を上回った。利益は岩本組の子会社化による販管費の増加により前年同期を下回った。
管理戸数が増加(前年同期比294戸・25棟増)したことにより、売上高・セグメント利益ともに前年同期を上回った。入居率は引き続き堅調に推移している。
金融機関との連携を強化
金融機関が抱える富裕層の顧客に優良な投資物件をご提案することを目的とした、金融機関との連携強化に取り組んでいる。ビジネスマッチング契約締結に向け、複数の金融機関と協議を推進している。
「新しい暮らし方」の提案
「GranDuo」に続く「新しい暮らし方」を提案する商品として高級RC戸建邸宅「THE GRAN HAUS」の開発を東京 世田谷でスタートした。2025年3月竣工を予定している。物件開発のデザインコンセプトに”Well-being(ウェルビーイング)”を掲げ、住むことでウェルビーイングな暮らしができる住まいとして、物件価値の向上を図る。
通期業績予想に対する進捗
売上高の進捗率は5.9%となっている。業界特性上、下半期に売上・利益が偏重する傾向にあり、当期もその傾向で推移することが見込まれる。なお、用地仕入・物件開発に関しては概ね計画通りに進捗している。
個人投資家向け質問集
当該大型物件については、売上・利益が最大化できるタイミングでの売却を優先して営業活動を推進しています。
一棟あたり3億~5.5億円程度の販売価格を予定しています。
個別物件の販売価格の開示はしていませんが、「THE GRANDUO」シリーズの想定販売価格は10~50億円程度を想定しています。
決算のまとめ
情報提供:株式会社フェイスネットワーク
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