フェイスネットワークは8月14日、2024年3月期第1四半期決算(2023年4月〜2023年6月)を発表しました。決算の内容を見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2024年3月期第1四半期決算内容
02.
当事業年度は特に下期に竣工引渡しが集中
03.
不動産投資支援事業は販売件数減少に伴い減収
04.
不動産マネジメント事業は前年同期から管理戸数が増加したことにより増収
05.
開発中のプロジェクトや販売予定物件が進行中
06.
不動産ST分野へ参入。1号案件の組成に向けた準備を推進中
07.
施工技術の高い岩本組を子会社化
08.
FY2024通期業績予想は据え置き、下期の進捗に期待
09.
フェイスネットワークQ1決算まとめ
2024年3月期第1四半期決算内容
フェイスネットワークは2023年8月14日、2024年3月期第1四半期決算を発表した。売上高はYoYにて61.5%減の1,336百万円、営業利益は▲365百万円となった。
当事業年度は特に下期に竣工引渡しが集中
売上高は1,336百万円、営業利益は▲365百万円とYoYにて減収減益の結果となった。取引件数の減少や人員増加による人件費の拡大により減収減益の結果となったが、当事業年度は特に下期竣工引渡しが集中するため、下期での業績向上を見込む。
不動産投資支援事業は販売件数減少に伴い減収
主要事業である不動産投資支援事業は、YoYにて減収の結果となった。前期に比べて販売件数が減少したことや、販売単価の縮小などが減収の要因となっている。
不動産マネジメント事業は前年同期から管理戸数が増加したことにより増収
不動産マネジメント事業は売上高はYoYにて増収となり、セグメント利益は減益の結果となった。増収の要因は管理戸数の増加であり、セグメント利益減益の要因は今後の業務推進体制強化のための人員増加による人件費の増加となっている。
開発中のプロジェクトや販売予定物件が進行中
現在43件のプロジェクトが進行しており、特にメイン地区としている城南3区(世田谷区・目黒区・渋谷区)でのプロジェクトは29件となっている。今後の販売予定物件は不動産商品22件、建築商品16件の合計38件を予定している。
不動産ST分野へ参入。1号案件の組成に向けた準備を推進中
フェイスネットワークは資本提携契約を締結したHash DasH Holdings株式会社と不動産ST分野へ参入し、1号案件の組成に向けた準備を推進中。
施工技術の高い岩本組を子会社化
フェイスネットワークは7月14日、株式会社岩本組を子会社化。1933年の創業以来90年の歴史を有し、施工技術で高い評価を得ている岩本組を子会社化することにより、開発力の強化と施工技術の向上を目指す。
FY2024通期業績予想は据え置き、下期の進捗に期待
FY2024は売上高は27,000百万円、営業利益は3,300百万円を計画している。Q1時点では大きく進捗はしなかったものの、当年度は特に下期に売上高・営業利益が偏重する予想を立てているため、通期業績予想に変更はなし。
フェイスネットワークQ1決算まとめ
情報提供:株式会社フェイスネットワーク
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