フェイスネットワークは2月14日、2024年3月期第2四半期決算(2023年4月〜2023年12月)を発表しました。決算の内容を見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2024年3月期第3四半期連結決算内容
02.
用地仕入・物件開発は順調に進捗
03.
Q4に竣工、引渡しが集中
04.
管理戸数増により増収
05.
業績予想、配当予想は据え置き
06.
合同会社「城南ファンド」へ3物件を売却
07.
新たなプロジェクトの取り組み
08.
棚卸資産は増加基調
09.
FY2024通期業績予想に対する進捗
010.
フェイスネットワークQ3決算まとめ
2024年3月期第3四半期連結決算内容
フェイスネットワークは2024年2月14日、2024年3月期第3四半期連結決算を発表した。売上高はYoYにて46.5%減(ご参考)の7,009百万円、営業利益は▲647百万円となった。
用地仕入・物件開発は順調に進捗
売上高はQ3単体で3,860百万円、営業利益は▲101百万円とYoYにて減収減益の結果となった。不動産業界の特性上、第4四半期に売上・利益が偏重する傾向があり、当事業年度は特にその傾向が強い。用地仕入・物件開発は順調な進捗を見せている。
Q4に竣工、引渡しが集中
不動産商品3件、建築商品5件の販売と販売件数が前年同期を下回ったことにより (前年同期は不動産商品6件、建築商品14件)、売上・利益とも前年同期を下回る結果となった。今期は特に第4四半期に竣工・引渡しが集中している。
管理戸数増により増収
管理戸数が前年に比べて増加したことにより、売上高はYoYにて増収の結果となった。セグメント利益は販管費の微増や共通費の配賦により横ばいとなっている。入居者支店の物件開発が評価され、入居率は堅調な推移を見せている。
業績予想、配当予想は据え置き
業績予想、配当予想は前回と変わらず据え置きとなっており、年間71円の予想となっている。
合同会社「城南ファンド」へ3物件を売却
みずほ信託銀行株式会社及びみずほ不動産投資顧問株式会社が組成サポートする合同会社「城南ファンド」に開発した3物件の売却を予定している。今後、出口戦略の多様化を進めるべく、組成サポートを受ける企業と連携し、ファンド規模を拡大する私募ファンドへの物件売却を推進。
新たなプロジェクトの取り組み
GranDuoの開発には向きにくい土地に、RC(鉄筋コンクリート)造の戸建物件を複数棟開発する新規プロジェクトの準備を進めている。
棚卸資産は増加基調
開発用地の仕入推進・物件開発の進捗により棚卸資産は前期末、Q2との比較で増加しており、堅調な進捗を見せている。
FY2024通期業績予想に対する進捗
Q3時点で売上進捗率25%となるも、Q4に販売が集中する見込みとなっている。2024年3月期は不動産商品 22件、建築商品16件、合計 38件を予定となっており、Q3時点で不動産商品 3件 建築商品 5件販売を達成している。
フェイスネットワークQ3決算まとめ
情報提供:株式会社フェイスネットワーク
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