SNS
フェイスネットワーク 24Q2の決算内容を解説
質問する
決算サマリー

フェイスネットワークQ2決算減収減益も業績予想を上方修正物件開発力も強化中

2023.11.30

3489

証券コード

フェイスネットワークは111420243月期第2四半期決算(20234月〜20239)を発表しました決算の内容を見ていきましょう

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    20243月期第2四半期連結決算内容

  • 02.

    当事業年度は特に下期に竣工引渡しが集中

  • 03.

    不動産投資支援事業は販売件数減少に伴い減収

  • 04.

    不動産マネジメント事業は前年同期から管理戸数が増加したことにより増収

  • 05.

    20243月期配当予想

  • 06.

    不動産ST分野の商品化を推進中

  • 07.

    物件開発力の強化

  • 08.

    高級レジデンスの開発

  • 09.

    FY2024通期業績予想の修正進捗

  • 010.

    フェイスネットワークQ2決算まとめ

20243月期第2四半期連結決算内容

フェイスネットワークは2023111420243月期第2四半期連結決算を発表した売上高はYoYにて56.5%減ご参考3,149百万円営業利益は▲546百万円となったなお株式会社岩本組の子会社化に伴い当第2四半期より連結決算に移行している

当事業年度は特に下期に竣工引渡しが集中

売上高は3,149百万円営業利益は▲546百万円とYoYにて減収減益の結果となった不動産業界の特性上4四半期に売上利益が偏重する傾向があり当事業年度は特にその傾向が強い建築商品は5件の販売を達成減益の要因は不動産投資支援事業の粗利減少に加え仲介手数料の減少及び人員増加による人件費の拡大となっている

不動産投資支援事業は販売件数減少に伴い減収

主要事業である不動産投資支援事業はYoYにて減収減益の結果となった不動産商品の引き渡しはなく建築商品5件の販売の実績となった

不動産マネジメント事業は前年同期から管理戸数が増加したことにより増収

不動産マネジメント事業はYoYにて増収増益の結果となった物件の引き渡しの増加に伴い管理戸数が増加していることが要因となる管理戸数は2,292182棟となっている入居率も98.7%と高い入居率を維持している

20243月期配当予想

前回公表と変わらず配当金は年間71円の配当予想となっている配当性向は351株当たりの配当金はYoYにて29円の増加となっている

不動産ST分野の商品化を推進中

不動産ST分野に関しては現在第1号となる案件組成に向けて準備を整えている

物件開発力の強化

株式会社岩本組の子会社化により物件開発力を強化THE GRANDUO南青山の開発が202312月に開始予定となっており今後も岩本組には高級賃貸レジデンスTHE GRANDUOシリーズを中心に施工業務を委託する予定となる

高級レジデンスの開発

フェイスネットワークは今年度より高級レジデンスブランドTHE GRANDUOの開発を開始している現在計画しているプロジェクトは5つあり202312月から施工開始となるTHE GRANDUO南青山を皮切りに千歳船橋奥沢用賀桜新町とプロジェクトを進行していく予定となる

FY2024通期業績予想の修正進捗

岩本組の子会社化に伴い20243月期の業績予想を修正した売上高が当初の予想に+1,000百万円となり28,000百万円の予想となる

通期業績予想に対して修正があったこともあり売上高の進捗率は12%となったQ4に売上高営業利益が偏重する業界の特徴に加え当事業年度は特に下期に竣工が集中していることが現在の進捗の要因となっている

フェイスネットワークQ2決算まとめ

情報提供:株式会社フェイスネットワーク
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

通期業績予想に対して修正があったこともあり売上高の進捗率は12%となったQ4に売上高営業利益が偏重する業界の特徴に加え当事業年度は特に下期に竣工が集中していることが現在の進捗の要因となっている

SHARE
1