グッドスピードは、8月12日に2022年9月期第3四半期決算を公表しました。決算内容を見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2022年9月期第3四半期決算内容
02.
売上高・営業利益ともに前期比で増収。売上総利益率も改善
03.
前年同期対比で増収。売上高が堅調に推移
04.
四輪小売販売台数は増加傾向を継続
05.
買取台数は増加を継続
06.
新規出店とM&Aにより二輪販売台数が増加傾向を継続中
07.
2022年9月期の期末配当予想を修正
08.
FY22連結業績(業績予想対比):売上高は遅延・営業利益は計画通
09.
グッドスピードQ3決算のまとめ
2022年9月期第3四半期決算内容
売上高はYoY24.6%増の39,893百万円、営業利益は同68.6%増の502万円だった。
売上高・営業利益ともに前期比で増収。売上総利益率も改善
前期に出店したMEGA専門店や買取専門店、ならびに前期グループ入りした株式会社チャンピオン76が寄与したことなどによって、全ての事業が増収。売上総利益、営業利益、経常利益は増益となった。
前年同期対比で増収。売上高が堅調に推移
Q3は整備の増員・組織強化の遅れにより成長が鈍化。Q4まで鈍化が続く見込み。2023年9月期以降に再び成長性が高められるよう増員・育成強化に取り組む。
四輪小売販売台数は増加傾向を継続
四輪小売販売台数は拡大傾向が継続している。
買取台数は増加を継続
買取台数は買取専門店出店と増員により、前年同期対比で増加を継続。
新規出店とM&Aにより二輪販売台数が増加傾向を継続中
二輪小売販売台数は新規出店とM&Aにより、前年同期対比で増加を継続。
2022年9月期の期末配当予想を修正
2022年9月期も配当予想を無配としていたが、Q3における期初計画通りの営業利益進捗や当面の運転資金の確保に目処が立ったこと、また当社株式の認知度を向上させ投資家層の拡大と流動性の向上を図ることを目的とし、普通株式1株あたり10円の期末配当に修正(復配)することとなった。
FY22連結業績(業績予想対比):売上高は遅延・営業利益は計画通
売上構成比の大きい自動車販売関連には季節性があり、例年、第4四半期に最も売上高が大きくなる傾向があるが、通期予想に対する進捗は若干遅延が生じており、売上高の進捗率は66.5%となった。 営業利益は経費のコントロールにより、概ね当初(2021年11月12日公表)の計画通り進捗している。
グッドスピードQ3決算のまとめ
1.出店効果などにより全事業で増収を記録。営業利益は概ね当初の計画通りに進捗しており順調に成長している
2.支払総額表示を2022年2月より先行導入した結果、Q2の既存店は一時的に販売台数減・単価上昇になったが、Q3では元の水準以上まで回復した
3.今期は無配を予定していたが、業績進捗や当面の運転資金の確保、流動性の向上を図るため、10円の期末配当へ修正(復配)することとなった