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IR担当者に決算後インタビューをしてきました
自動車販売の季節性に注意
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IRインタビュー

グッドスピード新規出店を基軸に順調に業績が進捗

2022.02.28

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証券コード
  • 本日はよろしくお願いします。Q1は季節性が大きく影響しますね。

    ティッカーくん
  • そうですね、進捗率だけ見るとどうしても低調に見えてしまいますね。

  • 販売台数伸長のための施策や方針についてもぜひ教えてください。

    ティッカーくん
  • はい、よろしくお願いします。

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回の決算発表のポイントを教えてください

  • Q2

    四半期の営業利益がYoYで伸長している理由は?

  • Q3

    今後は四輪と二輪どちらに注力していく?またその理由は?

  • Q4

    販売台数をさらに伸長させていくためにどのような施策を考えている?

  • Q5

    コロナ禍は出店戦略に対してどのような影響を与えている?

  • Q6

    今後の業績に対してボトルネックになりうる要素は何かあるか?

  • Q7

    コロナ禍と言われ約2年が経ちましたが従業員の働き方の変化および中古車市場への影響は?

  • Q8

    なにか個人投資家に伝えたいポイントは?

今回の決算発表のポイントを教えてください

順調に業績が進捗していることです増収に加え利益項目も営業利益までは増益になっており業績予想に対する進捗も順調です進捗率だけ見ると低調に見えますがこれは自動車販売の季節的な増減が原因で前年とほぼ同じペースとなっています

四半期の営業利益がYoYで伸長している理由は?

特別な理由はありませんグッドスピードの事業は売上高は季節によって波がある一方で販管費はほぼ固定費のため利益が季節によって大きく上下しますQ1Q3は利益の絶対額が小さいためYoYが上下しやすくQYoYが大きくなっている状況です実際FY2022の通期の営業利益予想10億円に対してQ1の実績は97百万円と僅少です

今後は四輪と二輪どちらに注力していく?またその理由は?

あくまでも事業の主体は四輪であり今後も四輪をベースにして事業を組み立てて行く予定ですただ二輪は利益率も良いため始まったばかりの領域ではありますがこちらにも投資を進めていきます

販売台数をさらに伸長させていくためにどのような施策を考えている?

第一に考えているのはやはり新規出店です特にMEGA専門店が軸になってきますが今期予定している7店舗から10店舗への店舗数の増加は今のところ計画通りに出店を進められていますなお中古車販売の集客は一般的にポータルサイトからの流入が主であり豊富な在庫を持ってポータルサイトでの露出を増やすことが重要だと考えています弊社でも来店購入のきっかけの約8割は他社のポータルサイトになっています20219月実績一方で自社の在庫検索ページやYouTube公式チャンネルなどによる集客ブランディングにも取り組んでいます

コロナ禍は出店戦略に対してどのような影響を与えている?

大きな影響はないのですがプラスに働いた影響があるとするなら用地についてです弊社の新規出店はパチンコ店の居抜きのケースが多いのですがパチンコ店はコロナの影響で経営状況がやや厳しくなっているところが多く新規出店先を探しやすくなったためですパチンコ店に居抜きで入るような業種は自動車販売店舗の他にはあまりなく出店候補地探しの競合も少ない形です

今後の業績に対してボトルネックになりうる要素は何かあるか?

要素としてあげるなら既存店における四輪小売販売台数附帯サービスの売上高人材確保の3点です

既存店における四輪小売販売台数は直近YoY100%をやや割り込んでいますがこれは前期末に商品在庫が非常に少ない状態になっていたことが原因です需要期のQ2に備え在庫を増やしており改善傾向を見込んでいます

附帯サービスの売上高は右肩上がりが続いていましたが前期Q4と当期Q1対比で減少しておりますこれは中古車保証プログラムに関する保証会社との取り決め変更によるものであらかじめ予測されていた変化でありQ2以降は上昇基調に戻る見通しです

人材確保については通期で197名の増員を予定していたのに対してQ16名の増員でしたただ新卒採用で100名程度を増員するのに加えMEGA専門店の出店に合わせて採用も進めるため大きなビハインドではないと捉えています

コロナ禍と言われ約2年が経ちましたが従業員の働き方の変化および中古車市場への影響は?

自動車販売は対面で接客を行うので働き方は基本的に出社前提となっています業績についてはFY2020Q320204月~6のみ大打撃を受けたもののQには回復しましたむしろ新車市場が工場の生産停止や半導体不足のあおりを受けており新車が売れないことで中古車のタマ不足により仕入れの相場が上がっているという点では影響を受けています

なにか個人投資家に伝えたいポイントは?

時価総額を上げて行くためにはやはりまずは個人投資家の皆様にグッドスピードのことを知っていただいて流動性を高めることが重要だと考えています現状東海地方と関西の一部にしか店舗がないためIRの領域から全国の方に情報をお伝えできるよう尽力していきます

情報提供:株式会社グッドスピード
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

中古車販売のプロモーションにおける考え方やコロナの影響が意外な形で出てきていることがわかるインタビューでした売上がグッと伸びるQ2以降の成長にも期待です

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