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IR担当者に決算後インタビューをしてきました
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IRインタビュー

フェイスネットワークQ1減収も当事業年度は下期竣工引渡しが集中見込み

2023.08.19

3489

証券コード
  • 本日はよろしくお願いします。

    ティッカーくん
  • よろしくお願いします。

  • Q1での業績の詳細や、今後の見立てなどについて、詳しくお聞かせください。

    ティッカーくん
  • はい、よろしくお願いします。

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回の決算発表のポイントを教えてください

  • Q2

    インフレや国内マンション販売市場など足元の外部環境が与える貴社事業への影響についてご教示ください

  • Q3

    竣工物件の平均販売単価の上昇が昨年度の業績に寄与していたと前回決算時にお伺いしましたが今年度以降にかけても物件大型化のトレンドは継続されているのでしょうか

  • Q4

    開発中のプロジェクトについて前期末の45プロジェクトから43プロジェクトと減少していますが要因や今後の業績への影響についてご教示ください

  • Q5

    販売予定物件は不動産商品22建築商品16件と前期末開示資料と変化はないですが要因や今後の業績への影響についてご教示ください

  • Q6

    不動産マネジメント事業について入居率が前期末の99.0%からQ196.9%と低下していますがそちらの要因や今後の業績への影響についてご教示ください

  • Q7

    前回物件仕入力の強化に向けて人員体制増強が必要な取り組みと伺いましたが人員体制増強に向けた具体的な取り組みがあればご教示ください

  • Q8

    Q1は減収となった一方で通期業績予想は据え置きされていますが業績予想策定時点と比べ足元の事業環境踏まえ業績予想達成に必要な前提条件販売件数販売単価等に変化はございますか

  • Q9

    投資家に対して注目してほしいKPIや社内で特に重要視されているKPIはございますか

  • Q10

    最後に個人投資家向けにメッセージをお願いします

今回の決算発表のポイントを教えてください

Q1は前年同期に比べ大幅な減収減益となりました例年Q1は販売物件が少ない時期となりますが前年同期は大きな販売物件があり例年とは異なる業績推移となっております当社の事業は物件竣工時期による業績への影響が大きく当事業年度においては特に下期に竣工引渡しが集中する予定となっております

インフレや国内マンション販売市場など足元の外部環境が与える貴社事業への影響についてご教示ください

インフレによる個人消費への影響は資産承継や資産運用を想定した一棟投資用不動産の需要とは連動しないと考えております 首都圏のマンションは供給量が少ない中販売価格は高騰しておりますがこちらも一棟投資用不動産の需要には大きな影響はないと考えております当社物件への入居を希望されるお客様への影響も同様にないと考えております 市場環境としてはコロナ禍を経て安定した収益が見込める東京のレジデンス向け賃貸不動産の需要は引き続き旺盛にあると捉えております

竣工物件の平均販売単価の上昇が昨年度の業績に寄与していたと前回決算時にお伺いしましたが今年度以降にかけても物件大型化のトレンドは継続されているのでしょうか

物件の大型化は中期経営計画の重点戦略の一つとして掲げております 前期の平均販売単価が7.12億円今期の平均販売単価の予想が10.3億円となっており継続して推進してまいります

開発中のプロジェクトについて前期末の45プロジェクトから43プロジェクトと減少していますが要因や今後の業績への影響についてご教示ください

プロジェクト数は物件竣工と土地仕入のタイミングで随時変化いたします現状4050のプロジェクトが常に進捗しており今期業績への影響はございません

販売予定物件は不動産商品22建築商品16件と前期末開示資料と変化はないですが要因や今後の業績への影響についてご教示ください

物件開発の計画に変更はなく概ね予定通り進捗しています従って業績予想も変更はございません

不動産マネジメント事業について入居率が前期末の99.0%からQ196.9%と低下していますがそちらの要因や今後の業績への影響についてご教示ください

入居と退去のタイミングによる一時的な下落です9798%の入居率を維持しており業績への大きな影響はございません

前回物件仕入力の強化に向けて人員体制増強が必要な取り組みと伺いましたが人員体制増強に向けた具体的な取り組みがあればご教示ください

採用活動を継続実施するとともにOJTを中心とした人材育成を積極的に推進しております

Q1は減収となった一方で通期業績予想は据え置きされていますが業績予想策定時点と比べ足元の事業環境踏まえ業績予想達成に必要な前提条件販売件数販売単価等に変化はございますか

当社の事業環境に大きな変化はなく土地仕入や物件開発は順調に進行しており現時点で業績予想に修正はございません

投資家に対して注目してほしいKPIや社内で特に重要視されているKPIはございますか

当社が重要視しているKPIROEROIC配当性向の3つとなっており具体的な目標数値としてROE:毎期20%以上ROIC:毎期10%以上配当性向:毎期35%以上を掲げております

最後に個人投資家向けにメッセージをお願いします

Q1は前年同期に比べ大幅な減収減益となりましたが当社の事業は物件竣工時期による業績への影響が大きく当事業年度においては特に下期に竣工引渡しが集中する予定となっております通期業績予想の達成に向けて全社を挙げて取り組んで参りますので引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます

情報提供:株式会社フェイスネットワーク
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

実際にIR担当者にお話を伺うことでQ1時点でYoYにて減収減益となった要因それに対しての企業の考え方などを詳しく知ることができました減収減益の要因として前年同期に大型物件の販売があったという点物件竣工時期に業績推移が大きく影響する点がありました当事業年度は特に下期に竣工引渡しが集中する予定となっており通期計画に対しても修正はなかったため通期を通してQ2以降でどのように企業が成長し計画値を達成していくのかが非常に楽しみになりました

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