グッドスピードは2月14日、2022年9月期第1四半期決算(2021年10月〜2021年12月)を発表した。売上高はYoY25.3%増の12,059百万円、営業利益は同46.0%増の97百万円だった。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2022年9月期第1四半期決算内容
02.
前年同期比:MEGA専門店の新規出店、各事業の伸長により増収
03.
四輪小売販売台数は引き続き拡大傾向
04.
新規出店とM&Aで二輪販売台数も増加
05.
附帯サービス関連売上 一時的成長鈍化Q2以降は上昇傾向の見通し
06.
MEGA専門店を3店舗出店予定
07.
FY22連結業績(業績予想対比):Q1は閑散期のため低い進捗率だが当初の計画通り進捗
08.
グッドスピードQ1決算のまとめ
2022年9月期第1四半期決算内容
前年同期比:MEGA専門店の新規出店、各事業の伸長により増収
前期出店したMEGA専門店、買取専門店、ならびに前期グループ入りした株式会社チャンピオン76が寄与したことなどにより、全ての事業が増収。増収によって売上総利益は増益となり、売上総利益率は+1.7%改善し16.9%。その結果営業利益も増益となった。
四輪小売販売台数は引き続き拡大傾向
MEGA専門店の新規出店により、四輪小売販売台数は拡大傾向を続けている。第1四半期は3,151台で、前年同期比は114%となった。
新規出店とM&Aで二輪販売台数も増加
二輪小売販売台数についても、新規出店と前期3月の株式会社チャンピオン76のグループ入りにより、前年同期比で増加を継続。
附帯サービス関連売上 一時的成長鈍化Q2以降は上昇傾向の見通し
整備・鈑金、保険代理店などの附帯サービス関連の売上高構成比が高まり、売上総利益率が改善。整備ピット増設による顧客の囲い込みを進めさらなる増収を図る。Q1は保証利用の入庫が一時的に減少し附帯サービス関連売上が前期Q4から減少したが、Q2以降は保証利用外顧客の新規獲得によって稼働率向上を進め、上昇傾向に戻る見通し。
MEGA専門店を3店舗出店予定
同社は、成長戦略の基本として「MEGA専門店」の新規出店を置いている。2022年9月期は愛知県に2店舗と岐阜県に1店舗の計3店舗の出店を予定。 ※MEGA専門店の定義…敷地面積2,000坪以上・展示台数常時200台以上
FY22連結業績(業績予想対比):Q1は閑散期のため低い進捗率だが当初の計画通り進捗
第1四半期が自動車販売関連の閑散期となることから、通期予想の進捗率は売上20.1%、営業利益9.8%に留まった。業績予算対比は当初の計画通りに進捗。売上構成比の大きい自動車販売関連には季節性があり、例年Q2(1月~3月)とQ4(7月~9月)に売上高が大きくなる傾向。