セルムは2月10日に2023年3月期第3四半期決算を公表しました。決算内容を見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2023年3月期第3四半期決算
02.
FY2022Q3は四半期売上過去最高を更新
03.
次世代の経営幹部候補・ミドルマネジメント育成に対
する顧客企業側の根強い関心を背景に業績は堅調に推移04.
各種KPIは計画に対して堅調に推移
05.
自己株式取得を発表
06.
連結業績予想および期末配当予想の修正
07.
セルムQ3決算のまとめ
2023年3月期第3四半期決算
連結期間中、最繁忙期と位置づけられるQ3期の売上高は前年同期比+16.1%と大きく伸長。
当社主力事業である次世代経営幹部・ミドル層を対象とした人材開発・組織開発事業が連結業績を牽引。
FY2022Q3は四半期売上過去最高を更新
FY2022Q3は四半期売上過去最高を更新(前年同期比+16.1%)し、好調に業績が推移する中、来年度以降の成長を更に見据え投資を積極化。
上期から継続している人材採用体制の強化に加え、Q3/Q4は受注管理を担う基幹システム周辺の業務フローの再定義/DX推進にも投資。
次世代の経営幹部候補・ミドルマネジメント育成に対
する顧客企業側の根強い関心を背景に業績は堅調に推移
●人材開発・組織開発事業:
次世代経営層の育成に対する根強い関心と複雑化する大企業の経営課題を背景に、当社のテーラーメード型のソリューションが評価を獲得。
大手顧客市場/準大手顧客市場共に連結業績を力強く牽引している。
●ファーストキャリア事業(若手ビジネスパーソン領域):
今年度の事業売上高目標10億円以上を目指すにあたって、堅調に推移。
各種KPIは計画に対して堅調に推移
主要KPIの着地見通しの修正が発表された。
自己株式取得を発表
経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を実行するため、取得する株式総数80万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合 6.5%)、株式の取得価額上限6.4億円の自己株式取得を公表。
連結業績予想および期末配当予想の修正
主力事業である次世代経営幹部向けの人材・組織開発事業が堅調に推移していることから業績予想を修正。
好調な業績推移を反映し期末配当を1円増配(期末配当7円)し、年間配当金は中間配当と合わせて13円となる予定。