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IR担当者に決算後インタビューをしてきました
積極的な成長投資
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IRインタビュー

セルム好調な決算中期経営計画も上方修正の発表

2022.06.06

7367

証券コード
  • 今日はよろしくお願いします。好調な決算となりましたね。

    ティッカーくん
  • そうですね、中期経営計画も上方修正の発表をすることができました。

  • KPIやM&A、株主還元に関する考え方についてもぜひ伺わせてください。

    ティッカーくん
  • はい、よろしくお願いします。

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回の決算発表のポイントを教えてください

  • Q2

    Q4は人材採用体制の強化/営業DXの強化のために成長投資を行われていますが具体的な投資内容を教えてください

  • Q3

    KPIとして開示されている4指標の改善要因を詳しく教えてください

  • Q4

    中期経営計画を上方修正した背景は?

  • Q5

    M&Aによる成長についての戦略を詳しく教えてください

  • Q6

    株主還元として配当性向30%とROE10%を掲げている理由は?またM&Aに伴うROEへの影響は?

  • Q7

    20224月より実施された東証市場再編に伴いプライム上場企業にはこれまでよりも高いガバナンスが求められるようになりましたがビジネス機会の拡大への影響は?

  • Q8

    上場して約1年経過しましたが事業環境や社内の雰囲気などの変化は?

  • Q9

    なにか個人投資家に伝えたいポイントは?

今回の決算発表のポイントを教えてください

今回はFY2021の好調な着地に加えFY2022-2024の売上・利益成長を定めた新中期経営計画また自社株買いを含めた新しい株主還元政策を発表しています決算発表後の5/27には大規模な自己株式取得も発表し更なる事業実績を積み上げながら投資家の皆さまとの対話を加速させたいと考えています

Q4は人材採用体制の強化/営業DXの強化のために成長投資を行われていますが具体的な投資内容を教えてください

人材採用体制の強化はFY2022以降の中期経営計画を見据えたもので現在約100人いる連結営業人員をトップライン同様10%純増させる計画です具体的には外部の業務委託を活用した採用の専門チームを立ち上げ特に第二新卒や中途のフロント人員の採用を加速させていますまたエージェントリレーションやダイレクトリクルーティングなど獲得チャネルを多様化して強化しています 営業DXについてはより効果的にお客様の課題解決に繋がるような営業体制を構築するための投資を行いました2年前のコロナ禍を発端に弊社のサービス提供体制もオンライン化しており業務プロセスの見直し・SFAの活用などによってお客様毎のアカウントプランの効率的な作成・チーム間の類似案件ナレッジ共有などを実現しています

KPIとして開示されている4指標の改善要因を詳しく教えてください

上位150社の1社あたり平均売上高:コーポレートガバナンスで想定されている次世代経営人材の発掘は社外取締役からの健全なプレッシャーのもと益々自社らしい候補を見つけていく説明責任が増していきそれに合わせて予算を拡大されている企業が多いところが好調要因と考えます 経営塾実施者数:経営塾は次世代の経営幹部を対象に発掘する仕組みですが現経営陣が抱えている課題に対する経営メンタリングも同じ経営幹部向けサービスとして好調でありアフターコロナを見据えた時間軸で経営人材発掘に先行投資する企業が戻ってきています 人事部以外の取引数:顧客側の事業部内で人事機能を作る動きHRBPHuman Resource Business Partners)が大企業では顕著ですHRBPは事業と人・組織の課題を密接に結びつけて日々活動しているためセルムのビジネスと非常に相性がよくここを起点に事業部との取引が増えています 準大手顧客数:準大手顧客市場は我々にとって新規に開拓しているマーケットです昨年の56社から67社へと新規顧客の獲得が進んでいますこのマーケットの特長は大手企業より限られた経営人材候補者を対象にサクセッションプラン個別の役員毎の経営課題人事部機能そのものの強化を目的とした支援を全て包括的にセルムでと依頼されるケースも多くトータルで顧客を支援する方程式が確立できつつある領域です

中期経営計画を上方修正した背景は?

外部要因と内部要因の両面があると考えています外部トレンドで言えば昨年のコーポレートガバナンスコードの改訂で経営人材育成プロセスの構築がもはや大企業において課題意識が高まっている点また昨今の人的資本の積極開示を促進する現政権の姿勢が追い風になっています内部的には準大手顧客・大手顧客に対する個社毎の営業戦略が功を奏しより生産性の高いフロントチームで効果的に顧客企業へ提案できているところが大きいと感じています

M&Aによる成長についての戦略を詳しく教えてください

M&A戦略としては大きく3つですひとつが非人事領域への進出我々の既存事業の対面窓口が人事部のお客様となることが多くこれ以外の企業内での接点を増やすことでクロスセルを実現したいと考えています二つ目がスタートアップや中小企業へのアクセス現在の大企業を中心にした顧客ポートフォリオだけでなくより規模感が小さい顧客にもしっかり価値を届けられる事業を作りたいと考えています最後に弊社事業そのものをテクノロジープラットフォームへ飛翔させるようなテックカンパニーの買収ですテクノロジーを駆使して1,400名超のタレントと顧客企業のナレッジを事業化できればと考えておりそこを加速させるようなM&Aを意図しています

株主還元として配当性向30%とROE10%を掲げている理由は?またM&Aに伴うROEへの影響は?

M&Aと自社株とセットの位置づけで配当を掲げていますその際これまで具体的な参考基準を数値化していなかったので単独指標ではなく資本効率としてROE利益の還元度合いを示す配当性向の両面から判断したいと考えていますなおEPSROEを損なうような高値掴みのM&AをすることはこのROEを高める原則に逆らうことになるため一定の規律を持ちたいと考えています

20224月より実施された東証市場再編に伴いプライム上場企業にはこれまでよりも高いガバナンスが求められるようになりましたがビジネス機会の拡大への影響は?

ここがメインで拡大しています特に弊社は日本にある売上1兆円超の上場企業140の過半と取引関係を持っておりガバナンス強化から派生する次世代経営人材に関する取り組みが増えていますまたこの追い風は今後も強く続くトレンドだと考えています

上場して約1年経過しましたが事業環境や社内の雰囲気などの変化は?

採用体制の強化を実施しこれまでであれば採用できなかったような様々なバックグラウンドを持つ仲間が加わっておりますこれまでであれば同業他社からのリクルーティングも多かった弊社ですが業界未経験でも大企業アカウントをしっかり任せられるような営業も加入し始めており多種多様なチーム構成で社内が活気づいている現状です

なにか個人投資家に伝えたいポイントは?

今回意欲的な中期経営計画の上方修正や自己株式取得を含む株主還元政策を発表することができたと思っています重要なのはその方針に基づいていかにセルムとして継続的にアクションし投資家の皆様に説明責任を果たしていくかだと考えております特にM&Aや資本的な取り組みは発表の都度単発で終わらせるものではなく今後も複数の資本的な仕掛けを展開したいと思っておりますので日々成長するセルムにぜひご期待ください

情報提供:株式会社セルム
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。ご了承ください。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

積極的な投資や成長しているKPIの裏にある戦略が垣間見えるインタビューとなりました中期経営計画の上方修正も発表された中今後の展開に注目したいです
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