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セルムの22Q4の決算情報を解説
増配を始めとした株主還元にも期待
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決算サマリー

セルム通期決算業績好調さらなる成長に向け投資を強化

2022.05.16

7367

証券コード

セルムは51320223月期通期決算(20214月〜20223)を発表しました決算の内容を見ていきましょう

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    20223月期通期決算内容

  • 02.

    投資強化でQ4の営業利益率は低下

  • 03.

    セルムは過去最高売上達成ファーストキャリアも順調に成長

  • 04.

    セルムの主要な事業KPIは軒並み成長

  • 05.

    準大手顧客との典型的取引パターンを確立

  • 06.

    中期経営計画を上方修正

  • 07.

    M&Aを活用した成長戦略も推進

  • 08.

    FY21通期予想比:各項目ほぼインラインの進捗

  • 09.

    FY22来期予想:利益率を更に向上

  • 010.

    セルム通期決算のまとめ

20223月期通期決算内容

売上高はYoY40.6%増の6,471百万円営業利益はYoY121.5%増の729百万円だったEBITDA及び各段階利益も前期を大幅に上回る好調な業績となった

投資強化でQ4の営業利益率は低下

Q4業績については営業利益率は低下来年度以降の成長を見据えて人材採用体制/営業DXの強化を実施したことに伴いその他販管費成長投資含むQ3から88百万円増加したことによるもの

セルムは過去最高売上達成ファーストキャリアも順調に成長

人材開発組織開発事業次世代経営幹部育成ミドルマネジメント革新等大手市場準大手市場の成長が共に順調に寄与しトータルで過去最高の54億円に到達ファーストキャリア事業若手ビジネスパーソン領域今後10億円以上の売上基盤構築を目指す位置づけに成長している

セルムの主要な事業KPIは軒並み成長

上位150社の1社あたり平均年間売上高や準大手顧客市場顧客数など各種KPIが改善

準大手顧客との典型的取引パターンを確立

準大手市場ではクローズドセミナーを通じてサクセッションプランの実行をはじめとした経営者経営トップ及び人事役員へのダイレクトアプローチを実施そこから経営課題やHR変革の実行といった支援へと派生させ顧客価値を実現している

中期経営計画を上方修正

現在の事業環境や現戦略の手応えを勘案し更なる増収増益を前提とした計画目標に見直し売上高以上のペースで各段階利益の増益率にフォーカスし利益率向上を加速していく

M&Aを活用した成長戦略も推進

セルムのコアコンピタンスは4項目で定義されるM&Aを活用した成長戦略も推進していく方針

FY21通期予想比:各項目ほぼインラインの進捗

通期業績予想に対しては売上⾼各段階利益項⽬においてほぼインラインの着地となった

FY22来期予想:利益率を更に向上

FY2022売上高は約70億円EBITDAは約10億円営業利益は約8億円拡大売上高以上のペースで各段階利益の増益率にフォーカスし利益率を更に向上させる方針

セルム通期決算のまとめ

情報提供:株式会社セルム
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

アフターコロナを見据えた人材/組織開発への投資拡大を背景に急速に業績を伸ばしています今後更なる利益成長が期待され増配を始めとした株主還元も期待されます

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