ココナラは2022年4月14日、2022年8月期Q2決算を発表した。
営業収益は42.5%増の907百万円、営業利益は▲220百万円だった。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2022年8月期Q2決算
02.
FY2022Q2は増収減益、営業収益はYoYにて43%の大幅成長
03.
両事業共に順調に成長、YoYにて大幅に成長中
04.
制作・ビジネス系カテゴリの流通高が大幅に成長
05.
主要KPI:ココナラ・ココナラ法律相談共に順調に推移
06.
ココナラスキルパートナーズを設立
07.
FY22通期予想比:営業収益は想定以上のペースで進捗
08.
ココナラQ2決算のまとめ
2022年8月期Q2決算
FY2022Q2は増収減益、営業収益はYoYにて43%の大幅成長
2022年8月期Q2では、増収減益の結果となった。営業収益はYoYにて43%の大幅増収となる。前四半期の営業収益44%増収に引き続き高い成長率をキープしている。
両事業共に順調に成長、YoYにて大幅に成長中
FY2022Q2も前回に続き、ココナラ本体・ココナラ法律相談共に高い成長率を維持している。ココナラ本体は39%、ココナラ法律相談は98%の収益増加を達成している。2022年1月にTVCMを一新し、日本全国を対象としたTVCMを実施したことによる影響が大きい。
制作・ビジネス系カテゴリの流通高が大幅に成長
TVCMの効果もあり、流通高もYoYにて35%増と高成長をキープしている。特に制作・ビジネス系カテゴリの流通高がYoYにて43%の増加と流通高の成長を牽引している。相談・プライベート系のカテゴリはYoYにて25%増となった。
主要KPI:ココナラ・ココナラ法律相談共に順調に推移
ココナラの主要KPIとなっている購入UU(ユニークユーザー数)と一人当たり購入額も順調に成長している。購入UUはYoYにて22%、一人当たり購入額は11%の成長幅となる。
ココナラ法律相談の主要KPIとなる登録弁護士数の推移も順調に増加している。特に有料登録弁護士数がYoYにて80%増加の927となり、ココナラ法律相談の営業収益の高成長の要因となっている。
ココナラ法律相談はARPPUと解約率も主要KPIとしている。ARPPUはYoYにて9%増加の98,225円となり、解約率もQ1対比で0.1%低下し0.8%と改善傾向にある。
ココナラスキルパートナーズを設立
ココナラは2月9日、各ビジネス領域における一流の専門家と初期フェーズのスタートアップのマッチングを、ベンチャーキャピタルの仕組みを活用して実現する、マッチングプラットフォーム型のベンチャーキャピタル、ココナラスキルパートナーズを設立。
FY22通期予想比:営業収益は想定以上のペースで進捗
FY22Q2時点で増収減益の結果となりました。減益の要因は積極的投資を行っているTVCMの影響による宣伝広告費の増加によるものです。営業収益は通期業績予想に対して49%の進捗率であり、想定を上回るペースで順調に推移しています。
ココナラQ2決算のまとめ
情報提供:株式会社ココナラ
総括
Q1に引き続き、流通高・営業収益共に高成長を遂げ、各主要KPIも順調に推移しています。新事業としてココナラスキルパートナーズも設立したことにより、今後も企業全体の大きな成長に期待ができる企業です。