本日は宜しくお願い致します。流通高・営業収益が高成長した決算でしたね。
ティッカーくん
よろしくお願いします。Q1に引き続き、TVCMの効果が表れた結果となりました。
業績が好調な要因について、是非詳しくお聞かせください。
ティッカーくん
はい。よろしくお願いします。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
Q1
今回の決算発表のポイントを教えてください。
Q2
ココナラ事業の流通高はどのように捉えられていますか?購入UUと一人当たり購入額のKPI進捗も合わせて教えてください。
Q3
テイクレートはQ1から横ばい推移ですが、社内ではどのように捉えていますか?
Q4
前回お伺いしたCM効果について足元の手ごたえや今後のマーケティング投資の見通しを教えてください。
Q5
ココナラ法律相談の業績及びKPI進捗はどのように捉えていますか?
Q6
ココナラ法律相談は利用ユーザーの獲得と登録弁護士の獲得のどちらを重視されているのでしょうか?
Q7
ココナラ法律相談について、好調の背景について前回はSEOと業務委託の営業人員が好調の背景とお伺いしましたが、事業成長と投資コストのバランスはどのようにお考えでしょうか
Q8
ココナラスキルパートナーズ設立の背景や今後の方針を教えてください。
Q9
CFOが中川様から松本様に交代となりましたが、背景や今後の事業運営への影響を教えてください。
Q10
上場して1年以上経過しましたが、採用環境や事業環境の変化はございますか?
今回の決算発表のポイントを教えてください。
Q1に引き続き業績、各種KPI共に順調に推移しているといえます。ココナラ本体においては、制作・ビジネス系カテゴリが成長を牽引しており、ココナラ法律相談も前年比約2倍の成長と好調です。また、ココナラスキルパートナーズ設立に伴いQ2から連結決算を開始しました。
ココナラ事業の流通高はどのように捉えられていますか?購入UUと一人当たり購入額のKPI進捗も合わせて教えてください。
Q1に引き続きTVCMの効果もあり、堅調に推移していると考えています。Q1からの伸びが一見弱く見えますが、Q2は年末年始を挟む影響でビジネス利用が落ち込むため、季節性が要因です。
テイクレートはQ1から横ばい推移ですが、社内ではどのように捉えていますか?
今後も安定した推移が続く見通しです。通常取引のテイクレートは25%ですが、電話形式の取引はテイクレートが50%なので、そのミックスで27%になっています。今後電話取引比率が下がっていくと、長期的には緩やかに25%に近づいていきます。一方、サービスPR広告が今後リリースされることで、テイクレートを押し上げる要因になる可能性もあります。
前回お伺いしたCM効果について足元の手ごたえや今後のマーケティング投資の見通しを教えてください。
今のところ想定の範囲内で進捗していると考えています。我々としては、あくまでユニットエコノミクスを前提として、しっかりとモニタリング運用をしています。現時点でお伝えできることとしては、期初のガイダンスのとおりに進捗しているということです。Q3以降の運用についてはTVCM以外のマーケティング施策も含めて検討中です。
ココナラ法律相談の業績及びKPI進捗はどのように捉えていますか?
登録弁護士への相談ユーザー送客効果ボリュームを強みとして、順調に成長できていると考えています。
ココナラ法律相談は利用ユーザーの獲得と登録弁護士の獲得のどちらを重視されているのでしょうか?
足元は登録弁護士の獲得を重視していますが、今後は利用ユーザーの獲得にも力を入れ、バランスを取って成長させていきたいと考えています。
ココナラ法律相談について、好調の背景について前回はSEOと業務委託の営業人員が好調の背景とお伺いしましたが、事業成長と投資コストのバランスはどのようにお考えでしょうか
現時点の法律相談セグメント利益は赤字ですが、近いうちに黒字化できる見通しです。主に営業人員に先行投資してきたフェーズから、回収フェーズに移行しつつあります。
ココナラスキルパートナーズ設立の背景や今後の方針を教えてください。
よい会社は事業の成長だけではなく資金の使い方、特にM&Aや投資に長けており、そのような会社こそ永続的に上場後も伸びていくのではないかと思っています。一方で、M&Aや投資がその会社の文化として根付くには非常に時間がかかるとも思っています。一朝一夕でできるものではなく、よい機会があるからと飛びついても、簡単に成功するものでもありません。ファイナンスをうまく活用しつつ事業成長していくDNAを根付かせることが大枠の目的です。その第一弾の位置づけとしてベンチャーキャピタルを始めました。 今後はM&Aについても検討していきたいと考えております。
CFOが中川様から松本様に交代となりましたが、背景や今後の事業運営への影響を教えてください。
中川は「個人として新しいチャレンジをしていきたい」という思いで、今回退任することになりました。後任の松本は中川と同じバンカー出身で、ファイナンスやM&Aの実務経験が豊富であり、今後のココナラの成長戦略を実現していくのに最適な人材だと考えています。
上場して1年以上経過しましたが、採用環境や事業環境の変化はございますか?
採用に関しては、上場企業であるということで、以前よりも応募の数や、採用決定率が高まりました。事業環境は上場したことによる大きな変化はないですが、IRを通じた資本市場との対話は上場以来意識しており、今後も積極的に行なっていきたいと考えています。