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日本特殊陶業の23Q4の決算情報を紹介します
売上収益営業利益ともに過去最高を更新
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決算サマリー

日本特殊陶業本決算売上収益営業利益ともに過去最高を更新

2023.05.08

5334

証券コード

日本特殊陶業は42820233月期通期決算(20224月〜20233)を発表しました決算の内容を見ていきましょう

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    233月期通期決算内容

  • 02.

    新車組付用製品が牽引し増収

  • 03.

    値上げ施策が貢献し増益

  • 04.

    一過性の特殊要因除くと営業利益率16.9%を達成

  • 05.

    24/3期通期計画を公表

  • 06.

    配当について

  • 07.

    日本特殊陶業通期決算のまとめ

233月期通期決算内容

売上収益営業利益ともに過去最高を更新各事業の状況は以下の通り

 

自動車事業:補修用製品の販売が昨年の高水準からは落ち着きをみせる一方で半導体供給不足の一部改善による自動車生産の回復が見られ中国のロックダウンの影響を受けつつも新車組付け用製品の販売は底堅く推移した

 

セラミック事業:自動車関連向け機械工具の出荷が回復基調であり半導体製造装置用部品についても汎用向けでは投資の抑制により需要に陰りが見られる当社取り扱い製品においても年度後半にかけて需要に陰りが見られるものの世界的な半導体需要に対応する旺盛な設備投資により推移は堅調

新車組付用製品が牽引し増収

下期以降の中国ゼロコロナによる販売減や半導体市況の減速により下期は想定よりは減少するも半導体供給不足が改善傾向にあり通期で新車組付用製品が増加

値上げ施策が貢献し増益

営業利益は為替の円安影響を除いても貴金属高騰に対する値上げ等の施策が貢献し通期では増益

一過性の特殊要因除くと営業利益率16.9%を達成

貴金属価格はピーク時に比べて下落傾向にありながら値上げや設計変更を進めた結果利益に対して大きく貢献

24/3期通期計画を公表

新車組付け用を中心に売上が増加し追加的な値上げも実施するものの為替の円高影響や販管費の増加を想定結果的に営業利益は23/3期並みを見込んでいる配当については業績連動型で配当性向 40%の基本方針を基に133円を見込む

配当について

2023 年3月期は第2四半期決算短信で修正公表した配当予想を維持中間配当 83 期末配当 83 円の合計 166 連結での配当性向 50.9%の配当を実施

日本特殊陶業通期決算のまとめ

情報提供:日本特殊陶業株式会社
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

20243月期は前年から減配が見込まれますが各国での環境規制強化に伴う高付加価値製品の拡販などにより引き続き業績の拡大が見込まれます

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