2024年2月16日、株式会社ADワークスグループの2023年12月期通期決算説明資料が公表されました。詳しく見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2023年12月期通期決算内容
02.
第1次中期経営計画を達成し、過去最高益を更新
03.
収益不動産販売事業が飛躍的に拡大
04.
国内不動産販売事業が業績けん引
05.
仕入・販売共に過去最高の実績
06.
当期末に複数の開発物件が竣工
07.
第2次中期経営計画を発表
08.
6つの重点施策を遂行
09.
増配を予定
010.
ADワークスFY2023通期決算まとめ
2023年12月期通期決算内容
売上高は、YoYにて48.4%増の41,342百万円、EBITDAは、YoYにて84.1%増の2,790百万円となった。
第1次中期経営計画を達成し、過去最高益を更新
第1次中期経営計画を達成し、過去最高益を更新した。税前利益が20.6億円となり、計画していた20億円を達成。物件の大型化により、国内収益不動産事業の営業効率が向上した。
収益不動産販売事業が飛躍的に拡大
収益不動産販売事業がYoYにて59.8%増の35,660百万円となり、大幅な成長を達成した。収益源となる不動産残高が拡充したことで、事業基盤が強固となった。
国内不動産販売事業が業績けん引
地域別業績推移を見てみると、国内不動産事業が業績を牽引していることが分かる。”超富裕層”や機関投資家、個人投資家へ顧客層が拡大し、売上が伸長した。海外は米国政策金利の高止まりを受け、仕入・販売を引き続き抑制中。
仕入・販売共に過去最高の実績
国内事業が主力事業として業績を牽引した。仕入26棟(昨年:24棟)・販売25棟(昨年:15棟)となり、共に過去最高の実績を達成した。
当期末に複数の開発物件が竣工
国内開発案件が進捗し、当期末に複数物件が竣工している。国内の収益不動産保有棟数は合計35棟、海外は13棟となっている。
第2次中期経営計画を発表
税前利益20億円を達成し、第2次中期経営計画を発表した。2026年12月期に税前利益30億円を計画している。
6つの重点施策を遂行
今後3カ年の不透明な市況を念頭に置きながら、6つの重点施策を遂行。
増配を予定
2024年12月期の年間配当予想は9円(当期比1円増配)に決定した。将来の成長に向けた内部留保を確保した上で、業績に応じた配当を実施する方針となっている。