2023年8月18日、株式会社ADワークスグループの2023年12月期第2四半期決算説明資料が公表されました。詳しく見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2023年12月期第2四半期決算内容
02.
Q2国内仕入・売上共に過去最高値を更新
03.
国内の販売活動が好調
04.
Q2国内販売売上額・物件仕入額過去最高値を更新
05.
国内収益不動産は前期に引き続き大型化が進行
06.
不動産小口化商品事業のコア事業化に向けて順調に進捗中
07.
ファイナンス・アレンジメント事業の強化推進
08.
Q2における好調な国内販売により、通期計画は大きく進捗
09.
ADワークスFY23Q2決算まとめ
2023年12月期第2四半期決算内容
売上高は、YoYにて33.4%増の19,145百万円、EBITDAは、YoYにて83.7%増の1,602百万円となった。
Q2国内仕入・売上共に過去最高値を更新
国内不動産事業が業績を大きく牽引した。国内仕入が147億円(昨年:107億円)、国内販売が155億円(昨年:108億円)と過去最高値を更新し、前年同期比を大きく上回る結果となった。税引前利益はYoYにて2倍超の実績となり、通期20億円の達成に向け、好調に推移している。純利益の通期計画に対する進捗率は既に70%を達成している。
国内の販売活動が好調
【セグメント別業績推移】
収益不動産販売事業:前期までに蓄えた不動産残高を背景に、国内の販売活動が好調。
ストック型フィービジネス:順調な収益不動産残高の積上げにより、賃料収入が増加。
【地域別業績推移】
国内:順調な仕入・商品化・販売サイクルが国内事業推進に貢献。
海外:ロサンゼルス分譲タウンハウス開発事業が現状4案件進行中。
Q2国内販売売上額・物件仕入額過去最高値を更新
Q2の国内の販売売上額・物件仕入額ともに過去最高値を更新した。販売売上額は15,586百万円、物件仕入額は14,792百万円となった。
国内収益不動産は前期に引き続き大型化が進行
国内収益不動産は前期に引き続き大型化が進行している。保有物件に占める10億円超物件の割合が半数以上となり、営業効率向上に寄与している。
不動産小口化商品事業のコア事業化に向けて順調に進捗中
第7号「ARISTO表参道」、第8号「ARISTO福岡大名」が完売・運用開始し、不動産小口化商品事業のコア事業化に向けて順調な進捗を見せている。不動産小口化商品「ARISTO」シリーズの運用総額は120億円となった。
ファイナンス・アレンジメント事業の強化推進
新たに「Hash DasH Holdings」と「H.I.F.」の2社へCVC出資を実施。サービス強化と並行して実績の積上げにも注力していく。
Q2における好調な国内販売により、通期計画は大きく進捗
通期計画達成に向け、第2四半期は大きな進捗を見せている。国内販売が好調なことが大きな要因となっており、純利益はQ2時点で既に70%を達成している。また、来期以降の業績を見据え、収益不動産の仕入活動は継続中である。