2023年5月19日、株式会社ADワークスグループの2023年12月期第1四半期決算説明資料が公表されました。詳しく見ていきましょう。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2023年12月期第1四半期決算内容
02.
売上高は前年並みだが米国プロジェクトによる為替差益が増益に寄与
03.
収益不動産残高の積上げに伴う賃料収入増により、EBITDAは増加基調
04.
仕入活動も積極的に進捗
05.
収益不動産の大型化が進行
06.
四半期業績には波があるものの、通期計画達成に向けて事業推進
07.
ADワークスFY23Q1決算まとめ
2023年12月期第1四半期決算内容
売上高は、前年同期比7.4%増の68.9億円。
なお、EBITDAは、前年同期比70.3%増の4.4億円となった。
売上高は前年並みだが米国プロジェクトによる為替差益が増益に寄与
仕入注力により売上高は前年並みだが、通期計画達成に対して想定内の進捗。
プロジェクト終了に伴う米国LLCの解散により為替差益1.1億円を計上して増益となった。
収益不動産残高の積上げに伴う賃料収入増により、EBITDAは増加基調
【セグメント別事業業績】
収益不動産販売事業:仕入活動に注力。販売活動は第2四半期以降で促進を図る。
ストック型フィービジネス:収益不動産残高の積上げに伴い、賃料収入が増加。
【地域別事業業績】
国内:仕入活動に注力するとともに、販売活動も例年並みに進捗。
海外:賃料収入および不動産管理受託手数料による安定収入が業績を下支え。
仕入活動も積極的に進捗
Q1の国内仕入額としては過去最高値を更新、将来の売上・賃料の双方に貢献する見込み。
売上の先行指標である仕入額が期初に伸長したことは、通期計画達成に対して好材料と言える。
収益不動産の大型化が進行
国内収益不動産は前期に引き続き大型化が進行。
保有物件に占める10億円超物件の割合が半数以上となり、営業効率向上に寄与する見込み。
四半期業績には波があるものの、通期計画達成に向けて事業推進
Q1進捗率は25%を下回るが、四半期単位での業績標準化はしない。
収益源である収益不動産残高の順調な積上げを背景に、通期計画達成を目指す。
ADワークスFY23Q1決算まとめ
情報提供:株式会社ADワークスグループ
総括
大幅増益を実現しながら、仕入活動は引き続き堅調に推進されており、通期計画達成に向けて期待の持てる決算内容でした。