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IR担当者にインタビューしてきました
決算のポイント今期計画などへ回答いただきました
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IRインタビュー

好調な仕入を背景に今期は大幅増収増益見込

2023.03.11

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証券コード
  • 本日はよろしくお願いします。売上高前年同期比11.6%増、EBITDA前年同期比41.2%増などおめでとうございます。

    ティッカーくん
  • ありがとうございます。国内収益不動産販売の利益率向上により、大幅な増益を達成できました。

  • 今期の飛躍的な成長を企図した計画や、今期配当予想などについて、ぜひ詳しく教えてください。

    ティッカーくん
  • はい、よろしくお願いします。

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回の決算発表のポイントを教えてください

  • Q2

    4Qは国内仕入れ件数9棟と大幅に増加していますがなにか要因があるのでしょうか

  • Q3

    昨年から1棟あたりの販売単価が上昇していますが仕入物件自体が大型化しているのか収益性向上のための施策が寄与しているのかいずれでしょうか

  • Q4

    1棟あたりの販売単価が上昇することで利益率は改善するのでしょうか

  • Q5

    今期は売上43.6%増収を計画されていますが背景をご教示ください

  • Q6

    EBITDA80.1%増益と利益率が大幅に改善する見込みですが変動要因をご教示頂けますでしょうか

  • Q7

    新規事業としてスタートしたファイナンスアレンジメント事業についてROIC向上を期待できる効果としてご説明されていますがどのような時間軸でどの程度のインパクトが期待されるのでしょうか

  • Q8

    今期の年間配当予想は8円と大幅増加していますが配当水準はどのようにして決定されたのでしょうか

  • Q9

    ROIC改善のためにBS面で改善に取り組まれている要素があればご教示ください

  • Q10

    最後に個人投資家向けにメッセージをお願いします

今回の決算発表のポイントを教えてください

202212月期は3カ年の中期経営計画の最終期である202312月期に飛躍的に成長するための準備を整えた期となりました

将来の収益の種となる収益不動産残高は過去最高水準の414億円まで積み上がり202312月期の業績計画を達成するための基盤を強固にしています

それだけでなく通期の連結業績は全ての利益指標において期初計画を10%以上上回る結果となり収益面でも着実な成長を遂げています

4Qは国内仕入れ件数9棟と大幅に増加していますがなにか要因があるのでしょうか

過年度から収益不動産残高の拡充を企図して仕入活動に注力しておりそのための各種施策の効果が顕在化してきました

特に法的コンディションのチェックや賃料向上のためのバリューアップを目的とする商品企画力の向上に伴い取扱い可能物件の幅が広がったことも仕入活動を後押ししています

仕入競争が過熱するマーケットにおいて商品企画に基づく物件の収益性向上が競争上優位に働いていると考えています

昨年から1棟あたりの販売単価が上昇していますが仕入物件自体が大型化しているのか収益性向上のための施策が寄与しているのかいずれでしょうか

いずれも該当します

優良な不動産を厳選して仕入活動を行う中で20億円を超える物件の仕入れも多くなってきました

一方で商品企画力によって収益性を含む物件価値を向上させていることも販売単価上昇の要因の1つに挙げられます

1棟あたりの販売単価が上昇することで利益率は改善するのでしょうか

取り扱う物件の規模や特性によって利益率は異なるため販売単価上昇が利益率の改善に寄与すると一概には言えません

しかしながら物件が大型化すればその分商品企画による収益性向上のインパクトが大きくなりますし営業効率も向上すると考えています

今期は売上43.6%増収を計画されていますが背景をご教示ください

好調な仕入れが下支えとなって収益不動産残高が2022年末時点で過去最高水準の414億円であることまた商品企画力の向上により1棟当たりの収益性の向上が見込まれること等が背景です

EBITDA80.1%増益と利益率が大幅に改善する見込みですが変動要因をご教示頂けますでしょうか

今期はこれまでの成長曲線とは異なる成長を企図しておりますEBITDA等の利益指標がその表れであり国内収益不動産事業がこの計画を強く牽引するものと考えています

具体的には国内収益不動産事業におけるバリューチェーンの中軸である商品企画の成長が事業全体の収益性の向上に寄与すると考えています

また計画達成を確実なものとすべくとりわけ仕入活動に注力しており2022年末で収益不動産残高を414億円まで積み上げることができました

その他不動産小口化商品事業や海外事業等の事業もいっそう成長させトータルで計画達成を目指していきます

新規事業としてスタートしたファイナンスアレンジメント事業についてROIC向上を期待できる効果としてご説明されていますがどのような時間軸でどの程度のインパクトが期待されるのでしょうか

ファイナンスアレンジメント事業は””””不動産事業不動産領域以外の事業の1つとして新たに立ち上げた事業です

まだ立上げ間もない黎明期にあり今後マーケット自体を創造していく事業であるため時間軸やインパクトについてはあえて現時点で規定をせずある程度の自由度をもって取り組む方針です

今期の年間配当予想は8円と大幅増加していますが配当水準はどのようにして決定されたのでしょうか

当社は財務体質の強化と環境変化への対応に必要な内部留保を確保しつつ安定的な利益還元を行うことを配当の基本方針としています

その上で今期については前期比2倍以上の純利益を達成することを目標に掲げておりなおかつその達成に向けた収益不動産残高の戦略的積み上げが順調に進捗している状況にあることから前期比77%増の8円としました

ROIC改善のためにBS面で改善に取り組まれている要素があればご教示ください

Debt性の資金調達手段の拡充に努めています

その例として銀行保証付き私募社債の発行やクラウドファンディングなどを活用しています

最後に個人投資家向けにメッセージをお願いします

当社の主力事業である収益不動産事業はサステナビリティの観点で社会的意義の高いものと考えております

それは当該事業が既存の不動産のポテンシャルを目利き力と商品企画力で最大化し世に送り出す不動産“再生”事業であるからです

当社は社会の変化を敏感に捉え商品戦略に反映させていくことを得意としておりそれを通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります

202212月にはサステナビリティの観点で重要な経営課題としてマテリアリティを特定しました

不動産再生事業を通じた社会課題の解決はもちろんのことその土台となる人的資本投資やガバナンスの強化にも取り組んでいき企業価値の最大化を目指します

今期202312月期は第1次中期経営計画FY2020FY2023の最終年度であり202212月期の実績に対して2倍以上の税引前利益20億円の業績計画を発表しています

この高い計画目標の達成に向けこの2年間周到に準備を重ねてきており現在も計画達成をより確実なものとすべく邁進しています

これまで蓄積してきたノウハウと当社のポテンシャルを一気に顕在化させ業績計画の達成そして企業価値の向上を目指しておりますのでぜひ注目していただけますと幸いです

情報提供:株式会社ADワークスグループ
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

今期計画の具体性や基盤などについてよく理解できるインタビューとなりましたファイナンスアレンジメント事業をはじめ増配見込みなどトピックも多くこれからのさらなる成長に期待できます

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