【Branding Engineer本決算】
Branding Engineerは10月14日、2021年8月期通期決算(2020年7月〜2021年8月)を発表。売上高は前年比37.7%増の42.8億円、営業利益は25.8%増の1.2億円と、予想を大きく上回る好調な決算となった。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2021年8月期通期決算内容
02.
事業成長が加速し、YoY増収増益
03.
Midworksの広告・採用投資が奏功
04.
エンジニア稼働数・取引企業数は過去最高
05.
tech boostは助成金による需要が一段落
06.
FY21通期予想比:全て達成、純利益137%
07.
FY22来期予想:引き続きの急成長を見込む
08.
Branding Engineer通期決算のまとめ
2021年8月期通期決算内容
事業成長が加速し、YoY増収増益
FY2021は全てのQで売上を伸ばし、通期ではYoY137%と過去最高売上を達成。FY2021は1年を通じて積極的に投資を実行。第4四半期は投資金額を更に増加させたが、四半期営業利益も前年同期比13百万円増の6百万円で着地した。
Midworksの広告・採用投資が奏功
主力であるエンジニアと企業のマッチングサービス事業「Midworks」の広告・採用への積極的な投資が功を奏し、売上が急拡大。全体の売上を大きく押し上げる形になっている。
エンジニア稼働数・取引企業数は過去最高
主要KPIであるエンジニア稼働数・取引企業数も過去最高を更新。いずれもQoQ40%以上の増加と大きく伸長している。
tech boostは助成金による需要が一段落
プログラミング教育事業の「tech boost」は、助成金を活用した一時的なBtoB研修需要が終了。3Q以降売上・営業利益共に落ち込んでいるが、4Q以降は新規コースの開講で巻き返しを図っている。
FY21通期予想比:全て達成、純利益137%
3Q決算発表時にFY21の予算を上方修正したが、全ての項目で修正予算をさらに上回り、更なる上方修正を行った上での着地となった。FY2022は売上で中期経営計画を1年前倒しの達成を見込んでいる。
FY22来期予想:引き続きの急成長を見込む
FY2022は売上、営業利益共にYoY40%程度の増加を見込んでいる形。エンジニアプラットフォームサービスの成長トリガーである広告費を中心に投資を継続することで、事業成長をさらに加速させていく。
Branding Engineer通期決算のまとめ
情報提供:株式会社Branding Engineer
総括
FY2021は、広告・採用への投資が功を奏しているMidworks事業の牽引により増収増益の着地。全ての項目において、3Q決算発表時に上方修正した通期予想をさらに上回る結果となりました。