本日はよろしくお願いします。売上も利益も大きく成長した決算内容でしたね。
ティッカーくん
様々な取り組みがかみ合って、業界水準以上に成長することができました。
大きな成長の裏にどんな取り組みがあったのか、ぜひ教えていただきたいです。
ティッカーくん
はい、よろしくお願いします。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
Q1
今回の決算発表のポイントを教えてください。
Q2
中期経営計画の売上高を1年前倒しで達成できた主な要因は?
Q3
FY2021Q1からの売上高の成長率が今までになく高い理由は?
Q4
出資している派遣業界特化eラーニング「派遣のミカタ」に見込んでいるシナジーは?
Q5
コロナの影響は追い風になっている?
Q6
時価総額1,000億円達成に向けてどのような人材の拡充を考えている?
Q7
FY2021Q4にMidworksの成長が鈍化している要因は?
Q8
FY2022の利益が、当初予算を下回ることに対する一部の投資家からのネガティブな評価はどう捉えている?
Q9
社員の働き方について何か行っている取り組みはある?
今回の決算発表のポイントを教えてください。
やはり、予想以上に事業の進捗がよかったことです。今期は3Q、4Qで2回の上方修正を行いましたが、ぞれをさらに上回る着地となりました。これは同業他社と比較しても高い成長率です。もちろん事業への投資にも利益を大幅に回しましたが、それを上回る水準で利益が伸びた形になっています。
中期経営計画の売上高を1年前倒しで達成できた主な要因は?
社内システム、マーケティング、採用の3点があります。
まず、上場準備中に上場後の飛躍のために営業管理システムなどの社内システムに投資してきたことが、社員の生産性向上につながったこと。次に、広告や自社メディアからの集客がうまく伸びたこと。そして、採用への投資を増やして人員を強化したことです。各領域の打ち手が上手くかみ合ったと思っています。
FY2021Q1からの売上高の成長率が今までになく高い理由は?
これまで積み重ねてきた、システムやマーケティングへの投資が効いたためです。コロナやM&Aなどといった外部要因ではなく、地に足のついた内部要因で伸びています。
出資している派遣業界特化eラーニング「派遣のミカタ」に見込んでいるシナジーは?
同じ人材領域のメディアであり、エンジニアを紹介できること、それによってDXを推進できる点でシナジーがあると見込んでいます。
また、ファンドを持つことは、他社との連携が深まることでM&Aの基盤として機能すると考えています。
コロナの影響は追い風になっている?
最終的には追い風になっています。コロナ禍によって様々な領域でDXのニーズが強まり、それによってエンジニアの需要も大きく高まったためです。
時価総額1,000億円達成に向けてどのような人材の拡充を考えている?
特に営業人材の強化を考えています。もともとMidworksは、案件決定までの手厚いサポートに強みがあり、エンジニアの満足度も非常に高いのですが、案件の単価という観点では他社に劣る部分があります。組織として営業力を強化し、ナショナルクライアントを引っ張れるようになることで、この弱みを克服していきたいと考えています。
FY2021Q4にMidworksの成長が鈍化している要因は?
Q4の成長率が鈍化したというよりは、Q3までの成長率が予想を超えてきたと考えています。想定を超える売り上げの成長に人員面で対応しきれず、同じ成長率を維持できなかったという状態です。4Qでは採用・教育を注力的に行いましたので、FY2022では改善していく見込みです。
FY2022の利益が、当初予算を下回ることに対する一部の投資家からのネガティブな評価はどう捉えている?
そのような見方があることは認識しています。ただ、弊社のビジネスはストック性が高いため、まずは売上を伸ばすことが中長期的な利益拡大につながると考えており、時価総額を引き上げることで投資家に還元できると考えております。そのため、直近では売上にフォーカスしています。
社員の働き方について何か行っている取り組みはある?
コロナ禍の中ではありますが、弊社ではリアルのコミュニケ―ションを重視して基本的に出社する体制に切り替えています。11月頭にオフィスを移転しており、業績も好調ということもあって社内の雰囲気含め非常に良い循環が生まれています。