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IR担当者に決算後インタビューをしてきました
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IRインタビュー

JDSC中長期の成長に向け積極的に人材採用中

2022.05.23

4418

証券コード
  • 本日はよろしくお願いします。

    ティッカーくん
  • 宜しくお願いします。

    IR担当者
  • 取り組んでいる人材採用や今後の方針などについて、詳しくお聞かせください。

    ティッカーくん
  • はい、宜しくお願い致します。

    IR担当者
※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • Q1

    今回の決算のポイントは?

  • Q2

    新規採用メンバーが売上成長に貢献するまでのリードタイムの想定は?

  • Q3

    営業活動低下により売上成長率が鈍化と記載がありますが今後も人材の積極採用を重視するのかある程度コントロールして売上成長を優先するのか考えを教えてください

  • Q4

    AIプロダクトの横展開に関して現在ビジネスディベロプメントに27名いる状態でどの程度のプロジェクト数が組成できるか教えてください

  • Q5

    パイプラインで記載されているステイタスはそれぞれ次の段階に進むためにはどれほどの時間軸が必要となりますか
    またその時間軸は御社もしくは顧客どちらに由来するものでしょうか

  • Q6

    今回業務委託費を減らせなかったのは採用後の立ち上がりが想定以上にかかったことだと思いますがこちらは次回以降減ると考えてよろしいでしょうか

  • Q7

    パイプラインの記載のところですがフロー型収益のプロセスを経ないとストック型収益にならないという理解で合ってますか?

  • Q8

    フロー収益のステイタスの中で本格導入の段階まで進むと一番収益が上がりそうなイメージですがフロー収益全体を100とした場合それぞれどの程度の比率になりますか?

  • Q9

    なにか個人投資家に伝えたいポイントは?

今回の決算のポイントは?

20226月期の通期の業績予想修正を開示しております売上高予想が 14.7 億円から 14.0 億円に営業利益予想が 0.7 億円の黒字から 1.3 億円の赤字にそれぞれ下方に修正となっております 当初想定から差分が生じた要因としては①急速な組織拡大に伴う教育マネジメントコストの増加営業効率の悪化 業務委託から正社員の切り替えにより吸収しきれなかった人件費の増加 人材紹介エージェントに支払う報酬採用費が増加 が挙げられます

大企業の既存顧客例えばダイキン工業中部電力駿台等について問題が生じているわけではなくプレスリリースでも発表している通り良い結果が出ており後続契約についても安定しています 一方で新規顧客の獲得については上述した営業効率の悪化により想定を下回る結果となりました

また直近のトピックスとしてプライベートエクイティファンドのIAパートナーズとの戦略的な業務提携を発表しています AIやデータサイエンスを使って実際に売上や利益に定量的なインパクトを創出するという文脈でプライベートエクイティファンドは親和性が高いパートナーであり 202110月に資本業務提携を実施したD Capitalに次いで2件目の提携となりました 今後はプライベートエクイティファンドの投資先や投資検討先に対してAIやデータサイエンス関連のサービスやプロダクト提供を進めていきます

新規採用メンバーが売上成長に貢献するまでのリードタイムの想定は?

一概には申し上げにくい部分がありますが数か月から半年程度を想定しています

営業活動低下により売上成長率が鈍化と記載がありますが今後も人材の積極採用を重視するのかある程度コントロールして売上成長を優先するのか考えを教えてください

20216月から20226月にかけて26名の新規採用を予定していたところ同期間で39名を採用しており新規採用数は13名上振れています離職者の影響で決算説明資料P24のチャートの数値とは乖離します 生産性向上に取り組みながらも中長期を見据えた積極採用は今後も継続する方針です

AIプロダクトの横展開に関して現在ビジネスディベロプメントに27名いる状態でどの程度のプロジェクト数が組成できるか教えてください

個別プロジェクトでサイズや期間が大きく異なるためプロジェクト数の開示は控えています

パイプラインで記載されているステイタスはそれぞれ次の段階に進むためにはどれほどの時間軸が必要となりますか
またその時間軸は御社もしくは顧客どちらに由来するものでしょうか

ケースバイケースではありますが一般的にはアセスメントが13ヶ月程度PoCが数か月~半年程度本格導入が数か月~1年程度となります 上記時間軸は弊社側のリソースのボトルネックがないケースを想定していますリソースを増やすことで若干の高速化はあり得ますが大きくは変わらないと考えています

今回業務委託費を減らせなかったのは採用後の立ち上がりが想定以上にかかったことだと思いますがこちらは次回以降減ると考えてよろしいでしょうか

正社員と業務委託の人員数やコストのバランスは最適化を進めていきます 次の四半期以降の具体的な着地見込みについては開示していません

パイプラインの記載のところですがフロー型収益のプロセスを経ないとストック型収益にならないという理解で合ってますか?

フローのプロセスが短いものと長いものの差はありますがフローのプロセスなしにストックになるプロダクトは現状はありません

フロー収益のステイタスの中で本格導入の段階まで進むと一番収益が上がりそうなイメージですがフロー収益全体を100とした場合それぞれどの程度の比率になりますか?

比率はケースバイケースで異なりますがアセスメントPoC本格導入の順でプロジェクト単価は大きくなる傾向がございます

なにか個人投資家に伝えたいポイントは?

テクノロジーとビジネスの双方を駆使して Upgrade Japan を実現するというミッションに変更はありません戦略や方針は経営環境の変化に合わせて柔軟に対応し ており短期では持続的な売上成長を実現すべく営業活動の強化に注力しております IRの開示もより分かりやすい形に変えていきますのでお気づきの点があれば会社ウェブサイト経由でご連絡いただけますと幸いです

情報提供:株式会社JDSC
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

実際にIR担当者の方にインタビューを行うことで今回の通期業績予想修正の背景や要因また中長期の成長に向けた積極的人材採用の詳細や今後の方針などについて詳しく知ることができました人材採用を行い今後どのように事業を拡大していく考えなのかがよく分かる内容の決算でした

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