本日はよろしくお願いします。順調な決算でしたね。
ティッカーくん
今期計画を上方修正するほどでした。
IR担当者
会員数が伸びている背景なども教えてください。
ティッカーくん
はい、よろしくお願いします。
IR担当者
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
Q1
今回の決算のポイントを教えてください。
Q2
ミルフィーユ(月額会員)の目標数値が三度目の大幅上方修正となりましたが、何が起こっている?
Q3
資料のP9で「Jプラットフォーム構成図」が新しくなっていますが、ビジネスモデルを改めて教えてください。
Q4
既存コンサルの提携士業稼働不足による未納品コンサル案件が増加とありますが、現状の機会損失に対してどのように対応していく?
Q5
販売商材の単価はどのように変化している?
Q6
IR活動が積極的に見えますが、考えをお聞かせください。
Q7
コロナ禍と言われるようになり約2年が経ちましたが、社内の雰囲気、働き方など何か変化などは?
Q8
なにか個人投資家にメッセージがあれば教えてください。
今回の決算のポイントを教えてください。
とても良い決算になっています。月額会員サービス「JSaas」が非常に好評で、今期の会員目標を上方修正し来期につながっています。公的支援の活動ではコストが先に計上になってしまっていますが、営業利益が大きく成長しています。
ミルフィーユ(月額会員)の目標数値が三度目の大幅上方修正となりましたが、何が起こっている?
「JDネット」と「Jシステム」が前期比で伸びています。こちらは代理店が増えたら会員が増える仕組みとなっており、順調に拡大しています。 また3Qでのテストマーケティングの結果、「JSaaS」を自社顧客に販売したい、という企業がたくさん存在することが判明し、急遽「インクルードプラン(相手企業の既存会員にIDを一定数卸していく)」を策定し、数十社が契約を含めて前向きに検討となりました。まさに良い意味で予想を超える会員数を集めることができそうです。
資料のP9で「Jプラットフォーム構成図」が新しくなっていますが、ビジネスモデルを改めて教えてください。
「JDネット」を始めとした4つのサービスがインバウンドでの集客を担い、DX化の最大のボトルネックである資金確保を解消するための「Jコンサル」に送客し、ITツールの提案につなげていく。いわば、資金を確保して業務のDX化を進めるというのが大枠のビジネスモデルです。M&Aの仲介やコスト削減サービス、保険の相談も近いうちにできるようになります。 「JSaaS」は当社が行っていることをSaaS上で実現できるというものです。
既存コンサルの提携士業稼働不足による未納品コンサル案件が増加とありますが、現状の機会損失に対してどのように対応していく?
テレワークの浸透により、労務関連書類の準備などに手こずる中小企業が増え、助成金の申請にかかる稼働が増えています。そこにボトルネックが発生しており、提携先の士業事務所が苦戦しています。今は人員を2倍に増やして対応しており、物理的な稼働不足は解消しつつあります。その意味では、来期に繋がる取り組みができたと思います。
販売商材の単価はどのように変化している?
単価の低い「JSaaS」の契約が大きく増えているため、平均の販売単価は下がっています。しかし稼働がかかるサービスではないので営業利益率は高まり、更に筋肉質の強い会社になりつつあります。
IR活動が積極的に見えますが、考えをお聞かせください。
個人投資家さんを中心に、会社のファンを増やすことを念頭にしています。当社のようなBtoBの黒子企業だとIR活動をしっかり行わないと誰にも気づいてもらえないので、時間が許す限り積極的に取り組んだ方が良いと考えています。また、IRは営業活動も兼ねていると思っていて、ブランドイメージが上がると、受注率も2~3%くらい上がるイメージはあります。
コロナ禍と言われるようになり約2年が経ちましたが、社内の雰囲気、働き方など何か変化などは?
出社とテレワークを半々で行っていますが、もともと雰囲気は良く離職率も低いです。地方出張などお客さんへの訪問がなくなったので、コンサルタントの体力的な負担というのも減ったと思います。
なにか個人投資家にメッセージがあれば教えてください。
四半期ごとに開催しているオンライン決算説明会は、長いときには3時間以上も配信しています。毎回数百名の方に視聴いただいていることには、本当に感謝しています。地道に少しずつ投資家の方に気付いていただき、意識して「サプライズの無いIR」を行いたいと思っています。安心して長期保有、そして長期に応援ができる、そんな大義ある会社を目指して参ります。