株式会社PR TIMESは、提供する企業とメディア、そして生活者をニュースでつなぐプラットフォーム「PR TIMES」を中心に、PR/コミュニケーション領域で様々な事業を展開する企業。タスク・プロジェクト管理ツールの「Jooto」、スタートアップメディア「BRIDGE」など、プロダクトやWebメディアも運営。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
PR TIMESの企業沿革
02.
PR TIMESの事業ポートフォリオ
03.
PRプラットフォーム事業のビジネスモデル
04.
プロダクト事業
05.
メディア事業のビジネスモデル
06.
PRパートナー事業のビジネスモデル
07.
中期経営目標「Milestone 2025」
08.
PR TIMESの主な経営指標
09.
PR TIMESの業績情報
010.
PR TIMESのミッション
PR TIMESの企業沿革
2005年に株式会社キジタネコムとして創業。2007年に商号を株式会社PR TIMESとし、プレスリリース配信サービスの「PR TIMES」を運営開始。9年後の2016年に東証マザーズに上場、その2年後の2018年に東証一部に市場変更。
PR TIMESの事業ポートフォリオ
「PR TIMES」を主軸としたPRプラットフォーム事業をメインに、複数の事業を展開。
ここからはそれぞれの事業のビジネスモデルと注力内容を紹介する。
PRプラットフォーム事業のビジネスモデル
収益の柱であるPRプラットフォーム事業では、企業とメディア、そして生活者をニュースでつなぐプラットフォーム「PR TIMES」を運営。企業が主体的にプレスリリースを発信できるプラットフォームを提供し、企業から利用料を得る仕組み。
ニュースが生活者に届きづらい従来のプレスリリースと異なり、自社プラットフォームとWebメディアなどの媒体によって生活者にも直接、広くニュース情報を届けられる点が特徴となっている。
プロダクト事業
タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」、特定のキーワードを含む記事を自動でクリッピングできる「Webクリッピング」など、より快適、円滑に世の中に働きかけられるサービスを複数提供。
メディア事業のビジネスモデル
仕事、ライフスタイル、スタートアップなど、様々なジャンルのメディアを運営。企業と生活者向けにニュースを流通させられるメディアを運営することで、企業向けプラットフォームである「PR TIMES」との相乗効果を目指す。
PRパートナー事業のビジネスモデル
PR TIMESが保有する事業基盤、ネットワーク、ノウハウを活かし、PR戦略・企画立案から素材作成、メディアリレーションズまで企業向けに個別最適したサポートを月額制で提供。ビッグデータ解析を用いた独自開発システムも活用。
中期経営目標「Milestone 2025」
事業を通じて成し遂げたい未来や社会像から、2025年度(FY2026)に向けて野心的に目標を設定。
営業利益、「PR TIMES」の利用企業社数の他、プロダクト事業、メディア事業、ダイバーシティの推進など各領域で目標を定めて推進。
PR TIMESの主な経営指標
収益の主軸であるPRプラットフォームの成長に向けて、PR TIMESでは①利用企業社数と②プレスリリース件数を重要指標に位置付けている。利用企業を拡大させ、利用を促進し、生活者に効果的に届けることで、ネットワーク効果による継続的な安定成長を目指す。
PR TIMESの業績情報
2022年2月期第2四半期決算では、売上高は前年比31.9%増の22.9億円、営業利益は42.0%増の8.9億円という結果に。ネットワーク効果が機能し利用企業社数が堅調に増加し、広告宣伝費を抑えて過去最高売上を達成している。