【ライトアップQ3決算】
株式会社ライトアップは2022年2月14日、2022年3月期Q3決算を発表した。売上高は1,958百万円、営業利益は558百万円だった。
※個人投資家から事前に募った質問もございます。
目次
01.
2022年3月期Q3決算
02.
売上高・営業利益YoYにて大幅な成長を達成
03.
DXソリューション事業を中心に堅実な成長
04.
JSaaSインクルード提携により、月額会員が高成長
05.
積極的人材投資、成長にむけての基盤を強化
06.
主要KPI実績:各項目が堅実に成長
07.
FY22通期計画:業績動向を踏まえ、今期2度目の上方修正
08.
ライトアップQ3決算のまとめ
2022年3月期Q3決算
売上高・営業利益YoYにて大幅な成長を達成
FY2022Q3累計にて売上高・営業利益が大幅に成長し、堅調な推移を見せている。DXソリューション事業に係る売り上げ増加に伴い販管費が311百万円増加したが、売上総利益は629百万円の増加を達成し、Q3累計で上場後過去最高の実績を達成した。
DXソリューション事業を中心に堅実な成長
事業別売上構成比を見てみると、DXソリューション事業を中心に順調な実績の推移を継続している。上半期で上場後過去最高の売上を達成した。売上高の伸び率が減少しているが、これは補助金の活用支援として350百万円の投資を実施。それに対しての売上の計上がFY2022Q4での計上となるためである。
JSaaSインクルード提携により、月額会員が高成長
ミルフィーユ(月額会員)の進捗が想定以上の成長を遂げている。これはJSaaSのインクルード提携が大きな要因となっている。FY2022Q2決算発表時に今期末会員社数目標を3,600社から5,000社へ変更したが、今回の決算発表にて5,000社から20,000社への再々修正を行った。
積極的人材投資、成長にむけての基盤を強化
今後の事業展開に向けて、ライトアップは積極的な人材採用を行っている。メイン事業となるDXソリューション事業部を中心に人員を増加し、体制を強化している。今後もDXソリューション事業部への積極的人材採用を行っていく見込み。
主要KPI実績:各項目が堅実に成長
ライトアップは①JDネット支援社数、②Jコンサル完了社数、③Jシステム申込件数を主要KPIとしており、各項目共に前年同月と比較すると増加傾向にある。特にJDネット支援社数は前年同月に比べ、194社の大幅増加となった。
FY22通期計画:業績動向を踏まえ、今期2度目の上方修正
ライトアップはFY2022Q3決算発表時に今期2度目となる通期業績予測の上方修正を行った。売上高を2,527百万円から2,800百万円に、営業利益を850百万円から910百万円に上方修正している。修正後のFY2022通期業績予想に対する主要4項目の進捗率は売上高は70.0%、営業利益・経常利益・当期純利益は61.0%の進捗となった。
ライトアップQ3決算のまとめ
情報提供:株式会社ライトアップ
総括
FY2022Q3時点で売上高・営業利益共に大幅増収増益の結果となりました。重要指標の1つであるミルフィーユ(月額会員)の推移も順調且つ、JSaaSのインクルード提携の効果は継続する見込みであり、更なる成長が期待できます。人材採用も積極的に行い、事業拡大にむけての企業体制を強化していく方針もあり、今後の継続した成長が楽しみな企業です。