SNS
質問する
決算サマリー

ペキャピタルのグループ参画による経営コンサルティング事業の本格化と子会社の成長により中期経営計画の達成確度が向上

2025.03.14

7361

証券コード

HCHコンサルティングとシステム受託開発エンジニア派遣という3つのソリューションを掛け合わせ様々な経営課題の答えを創る会社20253月にM&A仲介業のペアキャピタルの株式100%を取得し完全子会社化ペアキャピタルがもつ企業経営者との接点を活かし数々のM&Aを成功させてきたHCHのノウハウ実績をもとにした経営コンサルティング事業を本格化戦略立案だけでなく実行まで一貫した支援を通じて企業価値の協創を実現し中期経営計画の達成確度が向上

※個人投資家から事前に募った質問もございます。

目次

  • 01.

    M&A市場の課題と"HCHだからこそ”できること

  • 02.

    HCHグループの強みを活かしたシナジー

  • 03.

    PMIコンサルティングの源泉となるHCHの強み

  • 04.

    中期経営方針の達成確度が向上

  • 05.

    25/9期業績への影響イメージ

  • 06.

    今後の株主還元と投資方針への影響

  • 07.

    質問集(1/4)なぜM&A仲介会社を買収したのか?

  • 08.

    質問集(2/4)買収金額の10億円の妥当性

  • 09.

    質問集(3/4)ペアキャピタルの経営者退任による業績悪化の不安

  • 010.

    質問集(4/4)今後の自社株買いへの影響

M&A市場の課題と"HCHだからこそ”できること

後継者人手不足や業界再編を背景に2024年のM&A件数は過去最高市場は拡大傾向にあるが64%ものM&Aが期待した成果を生めずかつ3年以内に4050%がのれん減損を計上しているのが実情HCH自身は過去5件のM&Aを実施してきたがいずれも減損なく協創関係を築いてきたそのノウハウを活かした包括コンサルティングとペアキャピタルのサービスを掛け合わせ売り手と買い手双方の価値を最大化する発展的なM&Aを実現する

HCHグループの強みを活かしたシナジー

適切な価格での売買とバリューアップを実現するための包括コンサルを提供買収前には買収後の経営統合PMI)やバリューアップ戦略を踏まえたビジネスの理解と高値掴みをしないために企業の実態とリスクを正確に評価するデューデリジェンスを実施買収後にはスムーズな事業承継を実現し企業価値を向上させるためのロードマップを策定業務プロセスのDXや経営体制の最適化を一貫支援することで経営統合の成功率を高め早期に事業シナジーを発揮し企業価値を向上させる

PMIコンサルティングの源泉となるHCHの強み

HCHグループには過去実施した5件のM&Aを減損なく成功させたノウハウが蓄積成功に導いたHCH経営コンサルティング事業戦略室の人財が主導し各子会社と連携を図ることでPMIの成功まで並走するコンサルティングを提供することが可能

中期経営方針の達成確度が向上

ペアキャピタルは企業経営者との接点を持っておりHCHのビジネス機会が増加する見込み本件取得を機に本格化する経営コンサルティング事業による成長とバリューアップの実行支援による各子会社の持続成長を期待中期経営計画で掲げるEPS1000分割前の達成確度が向上

25/9期業績への影響イメージ

業績連結は202541日を予定しており25/9期に与える業績連結の影響は4月から9月までの6か月間ペアキャピタルの25/9期業績予想とのれん金額は精査中だが利益貢献とのれん償却額が均衡する見込みのためのれん負けは想定していない当期はトントンからプラス寄与を見込むが中長期ではシナジーによる成長加速を期待

今後の株主還元と投資方針への影響

取得金額の一部を借入するため自己資本比率は一時的に低下する想定だがシナジーによる業績向上により株主還元の追加的な実施とさらなるM&Aの検討は継続

質問集(1/4)なぜM&A仲介会社を買収したのか?

当社の中期経営方針2ndステージにおいてM&Aによる業容拡大を重視しており中でも顧客接点を持つ企業のグループインを検討してきましたM&A仲介事業のペアキャピタルは企業経営者との接点をもっているだけでなくM&Aの課題解決に当社のソリューションを活用できるため両社の企業価値向上に資するM&Aになると判断いたしました

シナジーについては本件取得を機に本格化する経営コンサルティング事業においてデューデリジェンスや企業買収後のPMIバリューアップコンサルティングによる収益機会の創出だけでなくDX等の戦略を遂行する際に各子会社の収益機会が増加すると見込んでいます

質問集(2/4)買収金額の10億円の妥当性

ペアキャピタルの24/9期の業績は売上高1,071百万円修正EBITDA239百万円となっております連結直後の25/9期業績寄与は利益貢献と取得関連費用+のれん償却が均衡する見込みですまたM&A市場は今後も成長が続くと予想されることに加えグループインによりM&A仲介手数料以外に付加価値の高い収益機会が生まれることで市場成長以上の成長を期待していますまた各子会社のビジネス需要も創出されることから当社グループ自身の成長も加速する見込みでございます適切なデューデリジェンスと確かなシナジー効果を期待しており企業価値向上に資する適正価格でのM&Aであると認識しておりますので今後の当社グループの成長にご期待ください

質問集(3/4)ペアキャピタルの経営者退任による業績悪化の不安

4名の取締役は取締役を退任し執行に専念することで事業推進力の強化を図って参りますまた統合後のキーマンズロックも行っていますので業績悪化は想定しておらずご安心いただけますと幸いです

質問集(4/4)今後の自社株買いへの影響

投資機会に恵まれなかった際自己資本比率40%が4四半期連続で超過する分の自己株買い等を実施する当社の財務資本戦略株主還元方針についてのご質問と認識しました本件取得により借入が発生する影響で自己資本比率は一時的に低下する見込みですが大きく40%を下回る想定ではございませんまた事業シナジーによる利益成長を見込んでいるため本件取得前と同様に投資機会に恵まれなければ追加の還元等も検討できると考えております

情報提供:株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス
※この記事は投資の参考となる情報提供を目的としたもので、掲載企業の株式についての投資判断あるいは株価に対する動向に関する助言を行うものではありません。当記事に投資勧誘を意図するものはなく、投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願い申し上げます。記事に記載された内容は取材時の内容を一言半句違わず記載しているものではなく、話の流れ等が分かりやすいよう幾らか加筆している部分がございます。また、記事に記載された内容等は取材・作成時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではなく、今後予告なく修正、変更されることがあります。一部の数値についてはティッカートークが算出しているため、各企業の開示資料とは異なる場合があります。また、発行体の確認を受けていない場合もあります。

総括

SHARE
1